【fjコンサルタンツ365日Blog:3470投稿目】
辞めた社員の同窓会
について記事が出ていました。
ここ数年、辞めた社員同士が仲良く
集まっている光景をSNS等で見る機会が
出てきました。
辞めた社員同士で結束が固い場合もあり
定期的に会合が開かれているようです。
SNSが媒介になって
辞めた社員同士も連絡が取りやすく
なっています。
Facebookにはじまり、Twitterなどの
ツールが揃っているからです。
LinkedInのように転職を視野に入れた
SNSも日本で広がりつつあるので
こうしたOB社員OG社員がつながって
いくのは自然の流れかもしれません。
企業が主催する同窓会
人財不足の昨今では企業が辞めた社員の
同窓会を企画するようになりました。
目的は
・再雇用
・協業
です。
人財難であり新規採用に多額の費用が
かかるくらいなら、一度雇った社員の
方が採用コストが低いからです。
面接などの見極めも必要ありません。
再雇用は有効か
実際に再雇用したらどうなるのでしょうか。
本当に心機一転、一生懸命に働いてくれる
のでしょうか。
今までそんな事例を複数見てきています。
再雇用はすべてうまくいっています。
辞める時に何もなかった人はそれなりに
すんなりと再雇用されます。
辞める時に砂をかけるようなことをした
人も転職後に苦労をして戻ってきた場合は
心を入れ替えている場合もあります。
人手不足を補おうためには再雇用も方法のひとつ
企業にとって人財を確保するのは
優先順位の高い命題です。
そのために再雇用も方法のひとつとして
視野にいれておくことです。
企業が同窓会を開くのはハードルが高い
かもしれませんが、辞めた社員と連絡を
取っておくことはさほど難しいことでは
ありません。
人財を探してくることはリーダーの仕事
人財を採用担当だけで進めるのは
企業にとってもしんどい作業になってきました。
リーダーの仕事の中に
・人財を探してくる
という項目が追加されていると感じています。
リファラル採用を取り入れる
社員に人財を紹介してもらったり、推薦
してもらうことを【リファラル採用】と
呼んでいます。
社員の知り合いに会社を宣伝してもらう
仕組みです。
こうした取り組みを行っている会社も
多いと思いますが成果が上がっているようには
感じません。
会社の良さを宣伝してもらうには、社員が
自社を高いレベルで好きになっていることが
前提だからです。
紹介が出るレベルで『社員満足度が高い』こと
なのです。
となると、人財採用に奇策はありません。
人が集まる会社には何もしなくても勝手に
集まってくるには理由があるということです。
他の会社と比較して
・安心感がある
・信頼できる
・環境が良い
・成長できる
といった要素が抜きん出ているのです。
その上でリファラル採用を前向きに
取り組むことだと感じます。