【fjコンサルタンツ365日Blog:3476投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳
顔認証とは
顔認証とは、カメラで得られる顔画像により
人を判別するシステムのことです。
身近なところでは【iPhoneX】のロック解除で
採用されています。
私も使っていますが
・パスワード入力
・指紋認証
より便利だと感じます。
ロック解除のための動作が
ないので楽に感じるのです。
顔認証が利用されている事例
顔認証が利用されている事例では
・マンションの入り口のカギ解除
・無人コンビニでの入店、決済管理
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1805/08/news065.html
・オフィス等の入退室管理
で利用されています。
広く普及しているとは言い難いですが
徐々に広がっている感じです。
パソコンに後付けする顔認証カメラも
発売されており、「なりすまし」防止を
することも可能です。
https://amzn.to/2NcM4k8
顔認証システムはまだ高価格か
企業で顔認証システムを導入するときに
問題になるのが画像データの管理。
プライバシーにも関わることなので
企業側で保管をしたくない部分です。
こうした課題は顔認識サービスを提供
している側がクラウド管理してくれる
ようになっています。
ただ、そうなるとシステムが大きくなること
価格が高価になるというマイナス面があります。
ここが普及速度に関係しています。
低価格で提供する企業が出てこない限り
一気に普及することはないでしょう。
そこまでリスクを追う企業が大手から出るとは
思いません。
こうした部分はスタートアップ企業が担当する
ことになりそうです。
顔認証の決済とは
顔認証は人の認証をするだけでなく
・決済
するときにも使われています。
下記動画は海外事例ですが
買い物をした時に顔だけで支払い
終了する仕組みです。
日本のメーカーでも同じシステムは
提供しています。
「手ぶらで買い物」というキャッチコピーですが
まだあまり目にしたことはありません。
銀行が開発導入するかによって進む
スペインの銀行が顔認証決済システムの
開発をしているという記事が出ていました。
https://techable.jp/archives/79301
日本でも開発は進められており実証実験は
すでに行われています。
これがいつから普及するかです。
大きく広がる可能性があるのが2019年です。
顔認証決済のシステムを後押しいている企業が
大日本印刷株式会社
になります。
銀行業界に導入されれば、顔認証の広がりは
速度を増すと考えています。
監視社会への恐怖
こうした便利な顔認証ですが、一方では
監視されるという不安がつきまといます。
監視社会は現在進行形であり、すでに
監視されている状態でもあります。
不安の解消は現在の状況を理解する
ところからです。
下記書籍はわかりやすい書籍のひとつです。
現在、どのように監視されているかを
知っておくだけでも
・どこまでリスクがあるのか
がわかります。
今後の世の中は、知っている人だけが
安心して生活できる世の中になります。
顔認証をきっかけにプライバシー問題も
理解しておくことだと感じます。