【fjコンサルタンツ365日Blog:3505投稿目】
Everyday Low Priceを実現したOKストア
OK(オーケー)ストアの業績が注目されています。
会社名はオーケー株式会社。
横浜市に本社がある非上場の会社になります。
業務のジャンルとしては
ディスカウントスーパーマーケット
及び
ディスカウントセンター
になります。
規模は
売上高:3,309億円(2017年3月期)
であり中堅規模になります。
注目されているのは成長率と利益率の高さ。
成長率は7〜8%の成長を継続しています。
この成長スピードは、約10年間で売上が2倍になる速さです。
経常利益率は常に5%前後を維持しているのです。
この業界では2〜3%が多いので5%というのは突出しています。
他にも、顧客満足度が高いのも有名です。
実際に行くとわかりますが顧客目線でポップなどが書かれてあり親切心を感じます。
たとえば、果物のポップでは
「今回入荷の◯◯は糖度が低いので糖度を気にされる方は次の入荷をお待ち下さい」
といった気遣いがされているのです。(オネストカード)
商品の価格が安いのも特徴のひとつですが利益率を確保しているのは工夫があります。
1商品1メーカーの仕入れに徹しているのです。
たとえば醤油はこのメーカー、油はこのメーカーと1メーカー主義にして価格を抑えながら利益を出す仕組みにしています。
価格重視でメーカーにこだわらない顧客層を対象にしているわけです。
特売日を設けずエブリデイロープライスを頑なに続けているのも特徴としてあげられています。
新店舗を立ち上げてから加速をつけるには特売をするのが普通ですがそれもやらない。
そこまで徹底することで理解されやすい店舗となっているのです。
創業者は注目の飯田4兄弟
このOKストアの創業者は飯田勧氏。
この飯田勧氏の兄弟が経営者一族。
飯田勧氏は三男ですが
長男は家業の酒卸問屋を引き継ぎ(岡永)
次男は居酒屋チェーンの「天狗」
四男はセコム
を創業、経営しています。
話題のひとつとして取り上げられています。
今後のオーケーストア
身近にあるオーケーストアは見に行くようにしていますが、店舗によって雰囲気は大きく違います。
店舗の新設のところもあれば、そうでない店舗もあり印象が全く違います。
また、ビジネスは拡大すると経費が下がるように思えますが成長期には経費がかかることも多く、その点も無視できません。
【出典】
https://ok-corporation.jp/