【fjコンサルタンツ365日Blog:3508投稿目】

ブロックチェーン 仮想通貨

ブロックチェーンは仮想通貨だけではない

最近はブームが沈静化した仮想通貨。

その仮想通貨を支える技術が

ブロックチェーン技術

です。

 

取引内容を書き込む台帳が

改ざんできず信用性が高いので

仮想通貨が成立しています。

 

この台帳に書き込む技術が

ブロックチェーン技術

なのです。

 

一旦書き込んだ内容は誰も

書き換えることができない

のが特徴だと覚えたおいて下さい。

 

ブロックチェーン技術は仮想通貨だけのものではない

このブロックチェーン技術は

仮想通貨だけのものではありません。

 

今後は他の分野でも広く普及すると

言われています。

 

ではどの分野に使われるのでしょうか。

 

そのひとつが

トレサビリティ

の分野です。

 

トレサビリティとは、

「モノの生産段階から流通経路、

販売から廃棄までの履歴情報管理」

のことです。

 

責任の所在を明確にしたり

モノの信用性を保証するものです。

 

特に

・食品

・薬

・不動産

の分野では強く求められる側面を

もっています。

 

このトレサビリティと相性がよいのが

ブロックチェーン技術なのです。

 

履歴管理をブロックチェーン技術で

行うことで履歴情報が書き換えできなく

なるのです。

 

履歴情報の信用性が高まれば流通する

商品の信用性も一気に高まります

 

普及していない商品には必須

まだ普及していない食材は信用性が

伸び悩み、食品の普及が広がらない

ことがあります。

 

たとえばジビエ。

供給量だけ急増していますが消費が

供給に対して追いついていません。

 

飲食店なども今まで使った経験が少なく

食材としての信用性が担保できない

状態なのです。

 

こうした不信を払拭するために

ブロックチェーン技術

を応用する取り組みがされています。

 

製造のプロセスが明確になれば

品質が明確になるからです。

 

飲食店では食材の品質が生命線です。

信用できない食材を提供すること

自体がリスクだからです。

 

品質が保証されれば安心して

仕入れることができ提供する

ことのハードルが下がっていくわけです。

 

このように、ブロックチェーン技術は

仮想通貨だけのものではありません。

 

食材に限らず、不動産取引履歴情報にも

利用されるでしょう。

 

製薬会社はもともとトレサビリティに

注力している業界です。

 

錠剤への刻印で製造履歴情報を

管理しています。

 

ここにブロックチェーンが加われば

さらに安心できるのです。

 

履歴情報管理という観点で見ていけば

ブロックチェーン技術がどこに広がるのか

見えてきます。

 

新しいマーケットが広がる予感です。

 

 

 

【出典】

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33684050R00C18A8000000/