【fjコンサルタンツ365日Blog:3513投稿目】
できません、と言ってはいけない理由
あるミーティングで30代営業をしている人が
「・・・・なので、できません」
と報告をし始めました。
営業なので目標設定が数値化されています。
そのため、いろいろ考えてみたけど
「目標達成できない」
と宣言してしまったのです。
これ、何が問題かわかりますでしょうか。
あきらめたことが悪い、と思う人が
いるかもしれませんが、そこは
重要ではありません。
単に、これ以上考えることをストップした
ことが問題なのです。
言い換えれば
・考えることを止めたと決断した
ことが問題なのです。
できないと言えばやらなくてもいい
ちなみに「できない」と宣言する人は
これから先、仕事を達成させなくていい
わけです。
やらなくても許される世界へ入るのです。
もしくはそこに入りたいために
できない
と言うわけです。
まわりにもいませんか?
・できない
・向いていない
・難しい
と言い続けている人が。
40代になり、50代になると途端に
数が増えてくるんです。
こういうことを言い続ける人が。
できないと言うよりできることを考える
「できない」と宣言する前に
とりあえず、今できることを考えて
みることです。
もしくは答えの出ない時が続いても
考え続けることです。
できない、と宣言してしまったら
すべてが止まります。
・仕事の成果も止まる
・自分の成長も止まる
・まわりからの評価も止まる
のです。
その先は、止まるから下がる状況へ
一変します。
・仕事の成果が落ちる
・自分の能力が衰える
・まわりからの評価が下がる
世界へと一気に変わってしまうのです。
残念なことです。
もったいないことです。
決断するのではなく状況を知るだけ
20代の若手研修では
・決断するな
・状況を把握しろ(冷静に、客観的に)
ということをお伝えしています。
決断してしまうと
・この仕事に向いていない
・この職種が好きになれない
と言い出すからです。
たまたま仕事の成果が出ていないだけ
なのに、その状況を把握できないのです。
仕事は成果が出てしまえば
・自分に向いていない
と言う人はいません。
どちらかといえば
・ひょっとして向いてるかも
と思い出すだけです。
それが続けば
・天職
と信じるようになるだけです。
そんなプロセスを知っていれば
・できない
という決断をしないようになります。
ここ、重要なプロセスです。
成功哲学と呼ばれるものはほぼ
このプロセスを辿っています。
できないと決断せず、可能性を追求するだけ
と考えれば仕事はさほど緊張しなくても
進めるはずです。
こうした仕事観を早い段階で持つことが
有効な手段だと感じます。