【fjコンサルタンツ365日Blog:3530投稿目】
新たにできる新市場
最近はテクノロジーの普及が加速期に
入っています。
ひとつにはスマホの普及があり、スマホ
連動のサービスがつくりやすくなったこと。
もうひとつは、IoTの発展です。
センサーで測定できる場所、時間が
急激に広がっているからです。
この流れ、止まりそうにありません。
法人向け商品サービスだけでなく
個人向け商品サービスにまで広がりを
見せています。
別の見方をすればようやく普及期を
迎えたとも言えます。
数年前までは
「そんなものはまったく関係ない」
と断言していた人たちさえ、IoTを
語る立場になっているのを見ると
変化と時間を実感する次第です。
今回取り上げるのは
・スリープテック(睡眠テクノロジー)
の領域です。
この領域は、誰しもが気になっているが
どうしていいのかわからなかった範疇なのです。
それがテクノロジーの普及で安価で
正確にわかるようになったのが
普及のきっかけだと分析しています。
また「睡眠負債」というキーワードで
テレビでも取り上げられることが
昨年から増えているのも要因のひとつだと
感じています。
2017年10月に睡眠負債については
当ブログでも取り上げています。
https://www.businesscreation.jp/2017/10/19
スリープテック(睡眠テクノロジー)
具体的にスリープテックとはなにか?
スリープテックとは睡眠テクノロジーと
言われており、
・睡眠を科学する
と解釈できます。
ぐっすり眠ることができない、起きて時
ダルさを感じる、といった症状があっても
どこを直せばいいのかわからなかったのです。
今までだと
・枕
・マットレス
などの寝具を変えてみるのが推奨されて
きました。
枕を特注でつくるというサービスまで
あるくらいです。
今後のスリープテックは
・睡眠は技術
という観点からサービスを提供しているのが
特徴です。
物理的に眠りの環境をつくるのではなく、
自分の眠りのパターンを分析し、対処法を
考えていくアプローチです。
これは、従来のアプローチとは違い
斬新な内容です。
消費者から見れば、興味が高いポイント
なのです。
具体的に睡眠を測定するには、
・リストバンド型
・リング型(指輪型)
のセンサーをつけて測定することから
はじまります。
スマホと連動しているので結果は
すぐにスマホで確認ができるのが
わかりやすさのひとつです。
このスリープテック市場は
新市場なので専門のスタートアップ
企業も出てきました。
提供しているサービスは
・睡眠改善プログラム
などです。
企業では睡眠のプロを育成する
プログラムまで用意されています。
新市場の動向を探る
睡眠という市場規模はまだ明確には
なっていませんが潜在ニーズは大きいと
言われています。
これには私も同意見です。
ビジネスホテルでも
・ぐっすり寝られる
ことをコンセプトにした企業が
出始めた時に感じました。
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/remm/
市場が拡大するペースはまだゆっくり
ですが、徐々にスピードアップするのでは
ないでしょうか。
ぐっすり寝ることができ、次の日が
爽やかに軽やかに過ごすことができる
メリットが大きいからです。
健康診断の中に導入されれば一気に
開花する市場だと感じています。