【fjコンサルタンツ365日Blog:3540投稿目】
デスクは個人のテリトリー
事務所のデスクは個人の大切な
テリトリーです。
そのため、他人にデスクの上を
触られると気分の良いものではありません。
テリトリーなので無法地帯です。
自分が好きなようにできるエリア、
空間なのです。
今まで見たきた中で目が止まったのは
デスクの横に1メートルの高さで書類が
積み上がったのを見た時でした。
他にもデスクの下に自分の足が入らない
ぐらいモノを置いている人や隣の人の
声がうるさいのでパーテーションを
設置したりする人もいます。
このように会社というパブリックな場所に
唯一存在している自分の城なのです。
自分のコントロール下におけるスペース
ということです。
事務所が手狭になるとフリーデスク制へ
事務所が手狭になると
「じゃあ、フリーデスク制にする」
と即決するリーダーの方がいます。
そんな時
「大丈夫ですか?今のタイミングで」
と問いかけるようにしています。
というのは、チームビルディングができていない
チームはフリーデスク制にするべきではない
と考えているからです。
冒頭で説明した通り、デスクは個人の
テリトリーです。
フリーデスク制にしたら個人の領域が
消滅します。
そんな事務所に戻りたい、長くいたい
と思う人はいるのでしょうか。
その点が抜け落ちて結論を出している場合は
注意が必要なのです。
フリーデスク制にするには、そのための
チーム統一が優先されるべきなのです。
安易に決めていいのかデスクの配置
事務所のデスク配置をその部署の
リーダーに任せると面白い現象があります。
「そこまで権威を見せつけるの?」
と感じるような配置をする人もいます。
時にはベテランが勝手に個室を設けたり
するのも複数見てきました。
これではまとまるものもまとまりません。
チーム、組織が一つになってゴールを
目指す体制にはならないのです。
そのためデスクの配置には気を配る
必要があるわけです。
軽く見ないことです。
フリーデスクのその先は何?
では今後の事務所というのはどうなるので
しょうか。
フリーデスクのその先です。
その先は
・事務所消滅
が待っています。
それでは会社への帰属意識がなくなる
と思うと思います。
たしかにそうなります。
しかし、事務所消滅の時が来た時は
会社員というジャンルもなくなって
いるでしょう。
個人と会社との契約は
・仕事ごと
に結ばれる形です。
建築でいえば一つの建物を建てるために
集まり、完成すれば解散するという
仕組みになるということです。
案件ごと、プロジェクトごとになって
いきます。
そう、全ての人がフリーランス化する
ようになるのです。
なぜなら、法人は事務所の維持費は
コストでしかありません。
それがバーチャルの中に事務所を
設置できるようになれば必ず
そちらに移行するはずです。
今すぐではありませんが次の世代では
普通のこととなっているでしょう。
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