【fjコンサルタンツ365日Blog:3557投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
今年の秋はニュース速報から目が離せません
「今年も」と言うべきか、「今年は」と言うべきか秋の時期はニュースから目が離せないことになることが多いのです。
特に経済の動きが激しくなることがあり秋に「きっかけ」となる出来事が発生するとも言われています。
2008年のリーマンショックは2008年9月15日にリーマン・ブラザーズホールディングスが経営破綻したのが発端になりました。
日本のバブルも1989年の12月に最高値の38,915円をつけたのがピークでその後、株価は上下し1991年10月の株価25000円台回復からバブル崩壊と言われています。
秋からスタートすることがあるのでいつもこの時期になると目が離せなくなるのです。
今年は2008年のリーマンショック後10年が経ったので新聞などではリーマンショックを振り返る特集が組まれています。
ということは、10年未満の会社は不況知らずの経営なので危険察知能力が低い可能性があります。
下がることを知らない人が多数を占める会社は
・なんとなくこのまま進む
と感じているかもしれません。
そんなことはないのに、右肩上がりが続いたり、現状維持が続くと安心してしまうのは普通のことです。
しかし、まさかのことが起こるのも現実です。
そのため、工事現場では危険予知(KY)が事故防止のために行われますが、経営も同じだと感じます。
リーマンショック10周年をきっかけに経営の危険予知を再考するのも経営継続には大切なことだと思います。
米の対中関税第3弾
米国は対中関税の第3弾を来週の9月24日から発動します。
これに対して中国も報復をしてきたら米国は第4弾を発動する姿勢を表明しています。
関税により影響を受ける企業が多数出ています。
経済は自由なモノの動きが前提になっています。
これを関税により動きを制限することで貿易の機能不全が発生するということです。
その歪みがジワジワと影響を与えていき最後に大きなことが発生してしまう可能性がないとはいえないのです。
米国中間選挙11月6日
11月には米国中間選挙があります。
現政権(トランプ政権)が支持されるのかが注目されています。
ここで支持されれば現状の方針がさらに進行していきます。
支持されなければ大きな方向転換する可能性もあるのです。
分岐点になる可能性があるので、注目しています。
経済は分岐点がきっかけになり大きな出来事へと発展することがあります。
この時期は、小さな出来事、新聞ではベタ記事と呼ばれる記事に注目すべきなのです。
小さな動きも見逃せないのです。
そうした時期がスタートしていると感じます。