【fjコンサルタンツ365日Blog:3606投稿目】

風見

 

中間選挙結果

米国の中間選挙が行われました。

結果は

・上院:共和党(与党)

・下院:民主党(野党)

が過半数を取りました。

 

この結果により今後のトランプ政権は

ねじれ構造となります。

 

政権運営が今までより時間がかかる

ことになりそうです。

 

特に下院が民主党になったことの

意味は大きく今後はねじれ構造が

どこまで影響を与えるのかが

気になります。

 

流れが変わります

流れが変わる潮目というのがあります。

海では潮流の境目のことを指します。

世相では転換点を指します。

 

今年は大きな潮目がありました。

今回の米国中間選挙も外せない出来事の

ひとつです。

 

日本でも自民党総裁選が潮目のひとつ

でした。

 

安倍総裁3選という結果であと3年間の

流れが予測できるようになったのです。

 

潮目は大きく転換する可能性があるので

リアルタイムで敏感反応したい時期です。

 

これから年末年始にかけてこうした

時期が来たと感じます。

 

消費税アップはなくなるかもしれない

そうなると今回の中間選挙の結果により

日本の景気は一気に悪化するとも

言われております。

 

一説には消費税アップが撤回されるほどの

景気ダウンになるであろうと予測している

人もいます。

 

まさか、のリーマンショック再来です。

もしそうなるのであれば2019年は

体力勝負になってくるでしょう。

 

潮目を見て準備をしておく

潮目がわかれば、あとは予測した状況が

来るのを先回りしておくだけです。

 

特に根拠のない売上増を続けている企業は

大きく影響を受けてしまう恐れがあります。

 

ようするに景況感に依存しているからです。

経営は依存部分が大きいほど不安定です。

 

依存を減らすことと、実力をつけること。

これが安定への近道です。

 

また最悪のシナリオも織り込んでおいた

ほうがよさそうです。

 

何かが起こるかもしれない、と考えておけば

対処も楽です。

 

最悪のシナリオを描いていないと発生する

事象が想定外になりフリーズしてしまいます。

 

打つ手がわからない、という状況に陥ることに

なるのです。

 

これから年末にかけては来年1年間のことを

考えるうえで去年よりシミュレーションする

回数を増やすのが得策のようです。

 

単純に売上が

・10%減

・20%減

といったことが発生したときのことを考える

とか、売上が減った時にどうやって売上増を

狙うのかという施策を考えておくことです。

 

特に顧客の業界が偏っていたりすると

その業界が傾くと一気にこちらも傾いて

しまいます。

 

売上減になってから他の業界の顧客へアプローチ

しても時間がかかるのであれば今から手を

つけておくのも経営判断のひとつと考えます。

 

今できることを今からやっておくこと、これが

最善となるわけです。