fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

仕事が戻ってくるレベルへ

【fjconsultants365日Blog:3669投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

見積金額で負けた・・・

会議で

「見積り(金額)で負けました」

「注文を取られました」

「切り替えられてしまいました」

と残念な報告が出ることがあります。

 

ただ業界によっては品質を大きく落として

受注する企業があるのも事実です。

 

そんな時は、無理して金額競争をせず

様子を見る、という選択をすることがあります。

 

要するに、顧客側が

「安物買いの銭失い」

を実感するまで待つ戦略です。

 

とんでもなく安い見積り(金額)を出す

企業は切羽詰まった状態であることが

あります。

 

そのため提供する商品やサービスの

品質を度外視して安値受注に走って

しまうのです。

 

「そもそも、その金額では無理でしょ」

という金額で仕事を持っていく企業は

遅かれ早かれ淘汰されるはず。

 

時間が解決してくれるのを待つこと

もあるのです。

 

慌てることはない

様子を見る、という選択ができるには

自分たちが提供している商品・サービスの

品質が他社より優れていることが

前提です。

 

顧客側から見て、品質が勝っているので

あれば選択肢が増えるということ。

 

余裕を持って経営ができます。

経営は

「選択肢が多い企業が勝ち残るゲーム」

みたいなものです。

 

仮に金額で負けて仕事を他社に取られる

ことがあっても余裕を持った経営の選択が

できるわけです。

 

他社に仕事を取られても、時間が経てば

顧客側も気が付くのです。

品質が低いことを。 

 

結局、また仕事が戻ってきます。

「もう一度、頼みたいのだけど・・・」

と顧客から声がかかるようになります。

 

これは何度も経験しています。

事例もあります。

 

不要な価格競争は意味がありません。

その点を見極めしていきたいところです。

品質は向上させ続ける

こうして考えてみると経営において

品質を上げることはゴールのない

永久路線です。

 

顧客側から見た時の品質を上げて

いくことです。

 

品質を上げることで改善されることは

多々あります。

 

売上が増えることも確かですがそれだけ

ではありません。

 

品質向上によりコストが削減されることも

あるのです。

コスト削減を唱えるより品質向上

コスト削減を行いたい時、

「コスト削減を!」

と唱えがちです。

 

それもわるくはありませんが、一定の

ところで行き詰まりになります。

 

その次にスローガンとして掲げるには

「品質向上を!」

という内容に変更してみるのです。

 

そうすると不思議なもので、思考回路が

新たに開くのです。

 

コストを削減するという思考回路から

品質向上という思考回路へ移行させる

手法です。

 

品質を向上させるためにビジネスを

シンプルに構築する、商品をシンプルな

形にまとめていく、といった流れに

なっていくのです。

 

機能をシンプルにすることで残すべき

項目の選び方、優先順位が変化してくる

わけです。

 

新しい解決の糸口をつかむために

こうした手法も試みるのもひとつの方法です。 

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/