【fjconsultants365日Blog:3,711投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳

情報化社会は続く

「メール送ったけど読んでる?」

「グループウェア見てないの?」

「スケジュール共有しておいたでしょ」

「あのニュース見た?見てない?」

今の世の中、仕事をこなすというのは

情報をいかに処理するかにかかっています。

スマホの通知が追いかけてくる、という

恐怖感がストレスになっています。

今後は仕事で接する情報量はどうなるので

しょうか。増えるのか、減るのか。

情報爆発と言われ続けてきましたが、

今後も情報量は増えていくでしょう。

その根拠にスマホの通信スピードが

まだ上がるからです。

4Gから5Gになれば通信速度100倍、

通信容量1,000倍になるといわれています。

映画が2秒〜3秒でダウンロードできる

能力です。

これだと「あの資料見たよね」と言われた

時に「データが大きかったんで・・・」、

「外にいたので・・・まだ見てないです」という

言い訳ができなくなるということです。

今後の情報化社会に対応するべき

今後も情報が増加する社会になることは

予想されているので、情報の洪水に飲まれ

ることなく進んでいく技術は不可欠なもの

だと感じます。

たとえば、仕事にはじめてついた時に覚え

る内容は増えています。

これは正社員だけでなく、アルバイトでも

同じです。

・商品名を覚える

・動作を覚える

・順番を覚える

・禁止事項を覚える

・連携を覚える

・お客様を覚える

・地図を覚える

等、多岐にわたります。

新聞

しかも仕事を覚えた後も、その暗記した

内容でずっと通用するわけではありません。

そのために随時情報をキャッチして更新

することも求められているのです。

そのための情報収集が避けて通れない状態

なのです。

テレビでニュースを見るのも情報収集の

ひとつですがニュースの数としては限定

されてしまうというデメリットもあり

情報収集の効率から見ればおすすめでき

ません。

情報の量という概念はあいまいなものですが

情報の数を広く浅く見ることが不可欠であり、

そこに対応できるスキルが求められていると

感じています。

効率の良い情報収集なんてないと思え

情報との接し方の基本は

「効率の良さを最初から追い求めない」

ことです。

その姿勢で接することが基本姿勢だと

考えています。

その上で、情報収集のコツをお伝えします。

「ニュースの数を追え」 「広く浅く」と

言いましたが、最初のコツは、

・ニュースも見出しを読む

ことです。

雑誌でいうならば「目次」を読むこと。

ここからです。

たとえば新聞朝刊の記事だけでも軽く

100個を超えていきます。

その時に知っておいてほしいのは記事の

ジャンルの配分です。

特にネットニュースでは

・芸能記事

の割合が多いのが特徴です。

これでは「ニュース見ています」のジャンルに

偏りが出てしまいます。

情報収集としても偏りがあります。

理想は、

・全国新聞記事

・地方新聞記事

を見ながら、さらに自分の仕事の

・業界新聞記事

の見出しを見ることです。

ジャンルの幅が広がると情報の幅も

広がってきます。

「どうしてそんなこと知ってるの?」

と言われるようになるということです。

ストックする場所を確保する

見出しの数を増やしたら、次に行うのが

・記事をストックしておく

ことです。

保管庫をつくることです。

というのも、ネット上で情報は検索できる

のですが、後から探すとその記事が探せない

ことがあるのです。

ニュースなどの記事は時間が経つと削除され

ることもあり、ストックしておくことに

価値が発生します。

ストックするにはデータベースをつくる

必要はないと今は考えています。

以前にデータベースを作成してみたことが

ありますが、時間がかかる割には活用しない

ことがわかったからです。

ニュースなどのストックは単純に自分宛てに

メールで送付しファイリングしておくというのが

今のスタイルです。

ファイルもひとつにまとめてあり、細かい仕分け

(フォルダ分け)はしていません。

要するに検索できる、後から探せる状態であれば

それで良しとしています。

あとは速読で生産性向上

情報収集の技は上記のようにすれば

いいのですが、最後は自分の読むスピード

を上げることが生産性向上につながり

ます。

ニュースの見出しを読んでいく時も

集中力を持って速く読めば短時間で

処理できてしまいます。

メールの処理も同じ。素早く読んで

処理をすればメールに追いかけられることも

ありません。

そのために「速く読む」技術である「速読」は

身につけておいて損はありません。

情報に溺れている人を見ると「速読を身につけて

おけば」と感じてしまうことも1度や2度では

ありません。

今後は新人教育の中にも

「情報に溺れないためのスキル」

「情報への接し方」

といった研修メニューが増加していくことでしょう。

もちろんその中には速読も含まれます。

速読がなければキャリアアップもできない

ことになるかもしれませんね。