【fjconsultants365日Blog:3,715投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜
必需品になったモバイルバッテリー
20代女性の持ち物がミニマムになりつつあります。
出かける時の持ち物を最小にすることが流れです。
時には学校に行く時にノートが入らないバッグ等を使っているので、ルーズリーフを折りたたんで持ち歩いたり。
そんな中で欠かせないモノとして
・モバイルバッテリー
があります。
スマホが万能になり、すべてをまかなえるようになったので、逆にスマホが動かない状態では何もできないのです。
そのため、生命線であるバッテリーが欠かすことができないモノになってしまったのです。
スマホの優先順位は財布より上に来ています。
スマホ充電用のモバイルバッテリーも財布より優先順位が高くなっているのかもしれません。
電池切れの時には
スマホの電池切れの時に近くにコンセントがない状態だったらコンビニに走る人がいます。
電池式の充電器を購入し緊急で充電を試みるわけです。
しかし、最近のスマホはバッテリー容量が増加しているので電池で充電できる範囲は限られます。
満充電になることはありません。
その代替商品、代替サービスが広がりつつあります。
レンタルは始まった
日本でもモバイルバッテリーのレンタルは始まっています。
https://ju-ren.jp/
駅などにスタンドが設置してありそこで借りる登録をします。
クレジットカードの登録が必須になっています。
外のスタンドなので、クレジットカード登録に抵抗がある人もいるかもしれません。
手間がかかると感じる人もいるのではないでしょうか。
もう少し簡素化されると広がるように感じます。料金は24時間で300円。
3日まで1日ごとに課金されます。
4日以降になると最後3,000円請求されて買取りになるようです。
シェアリングでスタートしている
海外ではモバイルバッテリーのシェアリングがスタートしています。
英国のロンドンでサービスがはじまっているようです。
250ヶ所に上記のようなバッテリースタンドがカフェやレストラン、ホテルなどのカウンター上に設置されているのです。
サービスはアプリでクレジットカード登録、アプリで決済される仕組み。
設置場所もアプリの地図から探すことが可能です。
充電が終わればスタンドに戻せば自動で課金されるようになります。
料金は30分から設定されており
・30分:50ペンス(80円程度)
と安価に設定されています。
最長は24時間:3ポンド(500円程度)になっており、一時的な利用を想定されているのがわかります。
スマホ、アプリ、シェアリングの3点セット
こうしてシェアリングのことを定点観測していると
・スマホ
・アプリ
で普及のハードルが下がっていることがわかります。
普及には「ハードルが低い」ことは大切なポイントです。
新サービスが広がらないのはハードルが高くなっていることがあるからです。
まとめ
モバイルバッテリーもシェアリングの仕組みで広がるように感じます。
充電器を持ち歩く必要もなくなりますしモバイルバッテリーを常に携帯する必要もありません。
またお店にコンセント場所を確認する必要もないのです。
新サービスはサービス内容だけでなくユーザーインターフェイス(UI)を含む範囲でデザインする必要があるということです。