fjコンサルタンツ 経営情報Blog

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学生の時か社会人になってからか会社を知るのは

【fjconsultants365日Blog:3,760投稿目】
〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

会社って何か説明できるのか

入社直後、入社5年後、入社10年後、入社20年後と
年数は経っても世の中や会社(法人)について本当に
理解しているのでしょうか。

経験によって得られることはありますが、理解の深さは
比例しないこともあると感じています。

あくまでも社会というのは、ルールに沿って運営されて
います。

しかもルールを知っているという前提で運営がなされて
いるのです。

知らなかった、といってハンディがもらえるわけでも
ありません。

その点を考えさせられる場面が増えています。
一度会社とは何かを振り返ってみたいと思います。

学校は学問を教えるところ

社会人になってから初めて知ることがあるはずです。
世の中についても、会社という存在についても、
お給料や保険というお金についても何もかもが初めて
という人もいて不思議ではありません。

なぜ学校では教えてもらえないのでしょうか。

学校は学問を教えるところで世の中を教えるところでは
ありませんし、会社というものやお金を教えるところでも
ありません。
そもそも役割が違います。

なので学校で世の中を知ることも会社に詳しくなることも
期待はできないのです。

学生向けに世の中と会社を伝えている

そうはいっても、社会に出る前に知っておいた方が
いいのではないか?と考える人もいるでしょう。

もともと新卒の方に世の中のことや法人のことを
教えていたのですが、入社前、学生時代に知っておいた方が
人生や就職にとってプラスになると感じていました。

というのも、新卒が入社3年で平均3割以上辞めてしまう、
業界によっては5割以上が辞めてしまっています。

就職のミスマッチは社会問題だと思うのです。
それが世の中や会社を知ることで防げると考えています。


2018年8月に一般社団法人の理事になり2018年11月より
学生向けのキャリア塾をスタートさせました。

目的は上記のように、学生時代に世の中を知っておくこと。
長野県教育委員会の後援を最初からいただき長野県松本市で
開催しています。

キャリア塾の資料はこんな感じです↓

株式会社とは何?

月1回、1時間と限られたボランティアですが伝えるコンテンツを
充実させながら広がればと考えています。

一般社団法人 暮らし振興支援機構 キャリア塾【学生向け】
https://hanakirin.or.jp/event-t/2018-11-29-matsumoto-career-school-jobhunting-2

会社の歴史はまだ浅い

会社というのは日本においていつから始まったのでしょうか。

最古の会社は1000年超なので法人という仕組みも数百年の
歴史があると感じるでしょう。

実は株式会社等のような形態がスタートしたのは、120年ほど前の
ことなのです。

さらに中小企業が株式会社へと移行が増加したのは戦後のこと。
まだ50年〜70年程しか経っていません。

創立が戦前だが、会社設立が戦後の会社も多いのではないでしょうか。

まだ未熟な形態ではないか

会社の歴史を知ると会社という組織や構成、運営がまだ
未完成ではないかと思う時があります。

完成されていない形態ではないかということ。
未熟な状態だと思うのです。

そのため、会社に問題が発生しているのです。
株式会社という制度が発展途中のため、

  • コンプライアンス(法令遵守)
  • スチュワードシップ・コード

ということが提起されるのです。

コンプライアンス(法令遵守)が叫ばれているというのは
法令が守られていないという現実を指しています。

まだそんな状況だと認識しておいて間違いはないでしょう。

行動規範として「コードオブコンタクト」が制定される
企業があるのもその現象のひとつです。

ちゃんと行動しましょう、守りましょう、というレベルが
現状の会社とも感じられます。

株式会社には株主、経営者、社員がいる

株式会社には、3者が存在しています。
出資をしている株主。
経営を任されている経営者。
仕事をする社員(従業員)、の3者です。

この仕組はよくできており、正確に運営されれば問題が
発生することはあまりありません。

しかし、株主と経営者が兼任していることが多く、そこから
発生する問題も出ています。

ようするに監査が行き届かない。
目が届かない仕組みになっているのです。

たとえば残業の問題にしても、残業を適正な範囲へ向かう企業と
そうでない企業の差は監査できる組織になっているかどうかです。

今後、残業が是正されない企業は採用が厳しくなるので、世の中という
監査が入ることにはなります。
ただ時間がかかることになります。
本来は自分たちの会社内で自浄作用がはたらくのがベスト。

問題が解決される形態になっているのがあるべき姿なのです。

まとめ

世の中や仕事、会社という存在については、やはり学生の時に
知っておいて損はありません。

後から知るとその分、時間がロスします。
回り道することもあるからです。

知っておけば就職のミスマッチも防げます。
入社してから理想と違う現実を知り「リアリティショック」を
受けることも減るでしょう。
リアリティショックによる休職も減らせるのではないでしょうか。


藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/