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稼ぐ若手リーダーを会社がどう育てればいいのか

【fjconsultants365日Blog:3,773投稿目】
〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

稼ぐ人を育てるために

稼ぐ人(スタッフ)を育てたい、という要望を耳にすることがあります。
稼ぐ人とは、経営者から見れば「商売」「商い」を理解している人、
という定義になります。

商いを経験している人は「稼ぐこと」の意味を理解していますが、経験の
ない人は理解不足による弊害が出てしまっているのです。
稼ぐことに集中できない、稼ぐことに躊躇する、稼ぐことに嫌悪感を
感じる、といったことが経営の現場で起こっているのです。

それを治すためにどうしたらいいのか?
そうした相談が増えているように感じます。
若手と言われるリーダーやスタッフに多く見られる現象。
今後、会社の飛躍はこうした若手リーダー、スタッフの成長にかかっています。
今回は若手リーダー・若手スタッフ向けに何を教え、どう理解してもらう
のかを考えてみたいと思います。

マネー

お金のストッパーをはずす

お金に対して「何か構えている」人がいます。
おかしな話しです。
お金は単なる道具であって、お金がすべてではありません。

お金の起源を振り返れば理解できますがお金は価値を交換するツールであり、
価値を保管、保存できる道具の1つなのです。
何か違った捉え方をしている人にはこうしたお金のストッパーを外していく
ことだと考えています。

マネー

スポーツに例えると

スポーツの試合は勝ち負けを競います。
勝ち負けを判定するにはスコアが前提になっています。
そこに違和感を持つ人に出会ったことはありません。
スポーツはそういうものだと教えられ理解しているからでしょう。

これが仕事になるとスコアを目指すことに疑問を持つ人が出るのです。
お金のことを正確に教えられていない。
ただ入ってきた情報だけで判断していると推測しています。

これでは真っ直ぐに仕事に取り組むことができません。
まずは仕事もスポーツと同じことだと感じることです。
1年ごとに区切って決算を出していきます。
そこに表現される売上げや利益がスコアなのです。

1年間という同じ期間で区切ってスコアを出しています。
そのスコア(売上げ、利益)を見て第三者が企業の価値を
判断しています。
ランクづけをしているのです。

企業の数値をスコアだと考えれば理解しやすいことだと思います。

ゴルフ

お金との距離感を教える

お金を崇拝している人がいます。
お金に執着している人がいます。
そんな人は他人のことを
「あいつはお金に汚いヤツだ」
「あいつほどお金に執着しているヤツはいない」
と非難します。

そんな非難している人ほど、お金を崇拝し、執着していることに
気が付いていません。
自分自身がお金にベッタリな関係を築いています。

お金に執着していない人は、他人が仕事で得たお金について賞賛する
はずです。
上記のスポーツに例えるならば、スコアをあげただけに過ぎないからです。
スポーツならスコアをあげた人を賞賛します。
「さすが」「すばらしい活躍だ」
という賞賛がスムーズに出てきます。

仕事も同様にお金に対して距離を置いて自分の位置を確保している人は
スコアをあげた人を賞賛できるのです。

ここで明確にしたいのは下記のことです。

  • お金がすべてではない
  • お金が第一ではない
  • お金を崇拝しない

ということ。
お金に対して正しい距離感を保ちながらお金に執着しない考え方へと
進んでいくことです。

仕事の結果がお金というスコアで出てくるだけです。
それだけの社会貢献をしたと言い換えることもできます。

マネー

善人と悪人、どちらがお金を持つべきか

世の中は「社会貢献にお金を使う善人」と「自分のためにお金を
使う悪人」に分けられるとすると、あなたはどちらに入るでしょうか。

当然、善人だと思います。
では、世の中を良くするためにはお金を誰が多く持てばいいのでしょうか。
善人でしょうか、悪人でしょうか。
これも善人です。
善人がお金を多く持つべきなのです。

お金を持つことは悪ではありません。
ようするに、お金を持った後の使い道が問題なのです。

世の中のためにお金を使う人にお金が集中した方が世の中が
進化発展するのです。
ここを履き違えている人もいます。
お金を持つこと自体を悪と考えるのは安易過ぎます。
深い理解を求められる部分です。

お金リテラシーを上げるには

お金について学ぶ場が少なかったですが最近ではWeb上でも
学ぶことができるようになっています。

たとえば下記リンク先には金融リテラシー用の教材がダウンロード
できます。
金融リテラシー啓発用共通教材「コアコンテンツ」(PowerPoint 5,418KB)」
https://www.shiruporuto.jp/public/data/lecture/daigaku_core/pdf/corecontent.pptx

この教材は90分用になっており各企業でも利用できます。
社内研修などに利用する価値はあると感じます。

【出典】
金融リテラシー・モデル講義資料
https://www.shiruporuto.jp/public/data/lecture/

まとめ

お金に対して学ぶ場は増えているかもしれませんがまだ不足
していると感じます。

お金のことを知らずに社会へ出るのは危険。
何も道具を持たずにいきなりプロスポーツの世界へと入って
しまうからです。

とりあえず、ルールを知っておくこと。
事例を知っておくこと。
これだけでも大きく違います。
また、お金への距離感を保つことができれば意味のない執着も
なくなります。
それがストッパーが外れるという段階。
外れてしまえば大きく飛躍成長することは間違いありません。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/