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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

時間があっても進まないものは進まない

長期休暇を終えて「いつもと変わらない日常でした」と
言う人。
旅行に行くことができた、と長期休暇を満喫した人。
結局のところ仕事ばかりしていた人。

どの人にも当てはまるのが時間への考え方。
時間は長期休暇ほど時間が自由になる人が多い。
しかし、その時間を当てにして「やりたかったこと」が実現
できる人は限られています。

時間は自由にできる時間があればあるほど能率が落ちるのでは
ないかと感じてしまう。
そう、時間の取り扱いには説明書がいるのです。
休みが多くなるこれからは「時間のトリセツ」がなければ
ならない。
そんな気がします。

今回は時間への意識、考え方を振り返ってみたいと思います。

時計

時間があればあるほど締切が自然に延びる

やらなければならないコトがある。
締め切りがすぐそこにある場合はさほど問題がない。
しかし、締め切りが先にある場合、締め切りがハッキリしていない場合、
締め切りを延ばすことができるコトは時間に余裕があるほど進まない。

締め切りを先にしてしまうから。
時間がたっぷり取ることができる日に一気にこなしてしまおうと
考えていても、結局はそうならない。
なぜなのか?

時間を意識しないほうが自由を感じる

人間はもともと自由を満喫したい動物。
時間通りに動くのは苦手。
そう考えると納得がいくと思います。

自分のペースで時間を使いたいと思っているのです。
時間を自由に使えるから自由を感じる。
時間を意識しないから自由だと思う。
そう考えているわけです。

時計

時計のない世界が幸せ

究極は時計のない世界が最高だと思っている。
これは時計を見る回数を減らすとわかります。
腕時計をやめてみると時間を意識する回数は減ります。

いつからか腕時計をやめました。
時間の意識回数が減り時間に追われる感覚が減少したのを実感しています。
精神的に楽になったということです。

時間は有限なので

では時間を上手に使うにはどうすればいいのでしょうか。
やりたいことを全部やるために寝る時間を削る人がいます。
ただこの選択は10年20年と続くことは少ない。
身体に負担がかかり体調を崩すからです。
身体が丈夫な人ほど無理をする傾向にあります。

過信は禁物。
人生は超長期戦です。
寝るのは仕事、として考えることにしています。

時間をつくるには削るしかない

時間をつくるには、忙しくしている日ほど効率が上がります。
そのため本当に忙しい人ほど休日は何もしない。
オフはオフ。

仕事の時は忙しい中に時間をつくりだす、という行為に走ります。
休日に溜め込んでいた仕事をこなそうと思っても進まない。
そんなことがよくあります。

それだったらオフには何もしない。
では、忙しい平日にどう時間をつくるのか?
どこかを削るしかない。
そうなるのです。

削れない時間がある

とはいっても削ることができない時間もある。
先ほどの寝る時間は削らない。
食事もなくすことはできないでしょう。

あとは自分の時間を削っていくしかありません。
ようするに個人の時間を削ることになります。

砂時計

結局のところコレをやらないことに

ようするに平日には趣味の時間を取らない。
娯楽、レジャーはしない、ということ。
平日は仕事に当てる。
仕事に時間を使っている時はそれ以外は何もしない。

「SNSもせずに集中することだ」と言う人にも最近お会いした。
集中しにくい時代。
集中できない時代。
魅力あるように見えるものが次から次へと流れてくる。
だからこそ遮断することも意味が出てくるのでしょう。

まとめ

こうして振り返りながら考えてみると忙しい人ほど休む時はまとめて休む。
それ以外はすべて仕事しています。

オンとオフが明確。
仕事に没頭ではなく没入。
オフは完全オフライン。
それが正解なのかもしれません。
ダラダラと仕事をしている、だらだらと休んでいる、のがもっとも
効率がわるい。
そこに気がつくだけでも大きく成長します。