fjコンサルタンツ 経営情報Blog

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経営者は商品普及速度を見誤らないこと

【fjconsultants365日Blog:3,829投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

普及速度は3年

東京で流行りだした店舗が全国へ展開するのに
おおよそ3年間かかると言われています。

最近感じたこと、「ストレッチ専門店」が地方へ
出店しているのを感じます。
フランチャイズでの展開が多いですが人口数万人の
エリアに出現しはじめました。

ここまで来ると全国展開がそろそろ終了になるのでは
ないかと感じています。
今回は、こうした普及速度について取り上げます。

iPhoneも3年かかっていた

スマホのiPhone。10年前に日本で発売されましたが
全国で見かけるようになったのは3年後でした。

地方都市の私鉄、朝の通学通勤電車に乗ったときに
iPhoneを見かけたときに感じたのです。
「だいたい3年間かかるのか」
とはじめた理解した瞬間です。

その後も、モーニングサービスを展開する珈琲店の
展開も同様でした。
今回はそれが「ストレッチ専門店」だったのです。

全国展開は3年のタイムラグを見込む

もし地方へ新しい事業を展開するときや地方にいて
都心のビジネスを持ち込むときには、タイムラグを
予想しておくことです。

普及速度があるからです。
普及速度を考えずに「速く導入する」だけがベストな
選択ではありません。

かなり昔の話になりますが「ピザの宅配」の普及速度を
見誤った人が多かった時代があります。
「これはいける!」と興奮してビジネスを展開したところ
ピザの宅配という知名度がまったくなかったのです。

その後撤退しているところが多く、数年後に新たに参入した
企業が成功しています。
「速すぎてもダメ」と撤退した人たちは悔やんでいました。

普及速度を測定する

普及速度を測定することはできるのでしょうか。
わたしがよく使う手法はアナログ手法です。

展開したいエリアの人にヒアリングすること。
そしてそのエリアでメディアが取り上げている内容を
チェックすることです。

ヒアリングするときは
「○○○知ってる?」
「興味ある?」
「やってみたい?」
「買ってみたい?」
「お金出す?」
「いくらまで出す?」
と具体的に聞いています。

マーケティングは自分のまわり数メートルにいる人を
調査するだけでもおおよその仮説が立てることが可能。
質問魔になって確認をすることで普及速度がわかるのです。

地元のメディアは特に新聞・テレビをチェックします。
地元メディアの影響力は以前大きく、注目すべき内容です。
チェックする項目は使われている単語、固有名詞です。
それだけを見るだけで普及しているのかどうかがわかります。

まとめ

最終的には経営者はどこまで予想すべきなのか。
それは、「言語化されていないことを言語化する」ことです。

まだ表出されていないニーズを読み取って商品・サービスという
形にしてあげることです。
これが経営の醍醐味でもあります。

今回は普及速度を取り上げましたが、最終的には将来予測まで
できる体制をつくること。
そしてタイミングの確率を高めながら商品サービスのリリースを
考えていくことです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/