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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

全員がんばっているが・・・

チーム全員ががんばっている。
しかし、誰ひとり仕事の結果が芳しくない。
イマイチな感じ。
停滞感がある。
でもサボっている人はいない。
でもパッとしない。
こんなとき、リーダーはどうしたらいいのか。
メンバーがこんなにがんばっているなら結果を出してあげたい。
雰囲気のよいチームにしたい。
楽しく満足感のあるチームにしたい。
突破口を開く方法があるはず。
今回は突破口を見つけていきたいと思います。

原因がないから困る

このチーム、問題点がほとんどありませんでした。
課題がない状態。
やるべき仕事はきちんとこなしているのです。

リーダーは困ってしまいます。
取り組むべき内容がないからです。

現状を続ければいいのでしょうか。
いや、何かを変えたほうがいいのでしょうか。

チームにはスターがいる

ここで考えたいのがスポーツの世界。
スポーツの世界ではチームにスター選手がいるものです。
選手が横並びの結果という形にはなりません。

スター選手がいるから、チームが先導され成長軌道へと
周回します。

スター選手がいるからメンバーがスターを目指しモチベーションが
上がります。

そう、スター選手の存在がチームには欠かせない。
スター選手がいるからチームのバランスが取れるのです。

ということはビジネスのチームでも同様。
がんばっているけど結果がイマイチなときは、スター社員をチーム内に
つくりあげて、スター社員が結果を引っ張り上げるのです。

スター社員を目指しメンバーが結果を出していく。
そんな流れをつくりあげることなのです。

ビジネスパーソン

停滞感を払拭する

停滞感を払拭するための法則が「スター社員の法則」。
スター社員が均一なバランスを崩し、適正な競い合いへと
導いていく。

結果にフォーカスするチームへと変貌を遂げるのです。

次のスターをつくる

現在、スター社員がいないのなら、つくるべき。
これは意図的でもスター社員をつくること。
圧倒的な結果を出すスター社員が必要なのです。

こればかりは、待っていたら何年かかるかわかりません。
経営はそこまで待つこともできません。

そうであるならば、意図的でいいのです。
次のスター社員候補を決めてしまってもいいということ。
1人に絞る必要もなく複数人候補でも問題ありません。

ビジネスパーソン

まとめ

スター社員の候補が決まれば、半年間、1年間という時間単位で
進めていくこと。

そうすれば必ずスター社員が生まれてきます。
そうなれば、あとは自然な流れができあがり成長路線へと
チームは生まれ変わります。

突破口を開くにはこのようなスター社員を生むということは
有効な手段のひとつ。
停滞しているチームを一変させるチカラがあります。