fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

常に不足している状態からのスタートが当たり前

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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

適度な貧乏が原動力だ

「適度な貧乏が原動力だ」
宇宙工学博士、的川泰宣氏のコメント。

日本の宇宙開発の歴史は戦後からですが予算がないのが
常だったようです。
そのため、年間1回しかロケットを飛ばせなかった時代もありました。
しかし、予算がなかったからこそ「原動力」となり今の
JAXAがあるということです。

カネがないならチエを出せ、と言われますが、予算がないからこそ
工夫が出てくるのです。

これはビジネスでも同様。
予算、投資額が限られるからこそ、工夫でクリアしていく。
そうなるのです。

予算が潤沢にあるケースほど少ない。
予算が出てきたら実行するのではなく、限られた予算の中で
いかに進めていくのかがカギになるということ。
そんな事例を考えていきます。

星空

予算競合の1/10で

限られた予算の中で新技術を開発する企業が出ています。
予算が多いから最先端が生まれるわけではない。
予算が多いほうが開発の選択肢が多くなるので率は高くなりますが
すべてが勝つわけではないのです。

たとえば自動車のマツダ。
新開発のエンジンは夢のエンジンでした。

過去どのメーカーも到達できなかったことをマツダが成し遂げた
のです。
通常ガソリンエンジンはガソリンと空気の混合気にプラグによる
火花で燃やしています。
それしかなかったのです。

それを圧縮による自己着火で燃やすことに成功。
ガソリンエンジンでは初の自己着火エンジンをつくったのです。

マツダの開発費はトヨタと比較して1/10程度。
決して潤沢ではありません。
そんな中で競合大手より先に夢のエンジンをつくりあげたのです。

夢のエンジンがマツダから出てきたということに価値があるのです。

限られた予算が原動力になる

限られた予算、ようするに少ない予算でビジネスをする。
これには抵抗がある人もいます。
「できるわけありません」
と抵抗するでしょう。

しかし、潤沢な予算があることのほうが少ないということに
気がつけば、限られた予算は日常のことなのです。

ということは、限られた予算からどのようにスタートさせるかが
カギになるのです。

モノを買えないという状況であるならば代用品を探す。
世界中から安価なモノを探す。
こうした行動を実践できるような話し合いが必要になるでしょう。

「あるからできる」ではなく「なくてもできる」といった発想が
ここでは求められるのです。

星空

まとめ

中小企業の強みは「なくてもできる」力です。
ゼロからイチを発生させられる人でありゼロイチの実力です。

予算はいつも限られている、ちょっと不足気味、それが
当たり前だと考えていれば何も困ることはありません。

そこからスタートするだけです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/