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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

意識の差

「仕事は意識の差で決まるんだ」
そう言われたとき、最初は・・・よくわからない。
意識と言われても、意識はしている。
差と言われても、何の差なのかわからない。

抽象的にとらえてしまうと意識の差はわからない。
しかし、仕事の場面で考えればわかるようになる。

なぜこの時期に、意識の話しをするのか。
それは、仕事の意識が2極化しているからです。
価値観が2極化しているから、仕事の現場でも意識の差が
大きく開いているようです。

その点について解説していきます。

南京錠

勝ち負け

仕事では、勝ち負けがはっきりします。
・他社に勝った、負けた
・ライバルに勝った、負けた
・社内でも、他部署に勝った、負けた
・営業パーソンだと、彼、彼女に勝った、負けた
などと。

勝ち負けの意識は強ういほうがいい。
今まではそう思われてきました。
しかし、これからは違います。

なぜなら、ひとりひとりの仕事が高度化している。
やることが増えている。
ひとりではこなしきれなくなっているのです。
チームで仕事することが職種を問わず広がっています。

競合他社もライバルではなくなっている業界も
出ています。
縮小業界では同業他社が提携して仕事をするように
なりました。
昨日までのライバルが仲間なのです。

こうした時代に、「勝ち」を絶対的な「価値」と
考えている人は遅れていくでしょう。

ここ、今後の意識の差だと思います。
勝ちにこだわっているために価値を見落とすことになる。
そうすることで、自然と後退していく。
そんなことが発生しているのではないでしょうか。

女性リーダーの割合

女性リーダーについても感じることがあります。
「男性ばかりの業界だから」
「今まで女性を登用したことがない」
という言い訳で考えようともしない価値観の人もいます。

これが時間とともに後退を招くことも視野に
入れておいておくといいでしょう。

世の中の流れは多様化です。
広い価値観を受け入れることです。
まわりがやっていないからまだいい、という判断は
正しいと言えるのでしょうか。

まとめ

意識の差で、将来性が決まる。
そう感じます。
成長した企業には成長の因子が存在しています。

今後は、その中に意識の差が入るでしょう。
・勝ち負けだけで判断しない
・多様性を認める
といった意識です。

振り返りたい部分です。

sky

↑上記写真
(Facebook
https://www.facebook.com/fujiwara.takeyoshi/posts/3222693377793529 )
搭乗して、ふと窓の外に目をやると
そこには、こんな景色。
駐機場の地面が鏡面になっていたのです。
雨上がりの一瞬のできごと。

しかし、数分後には雲が動き、辺りは
曇ってしまいました。
絶景は一瞬。
ほんの一瞬。
しかし、一瞬だからこそ価値があるのかもしれません。
1月は絶景を見る機会が多い時期。
今年のベストショットになるかもしれません。