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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
空港の自動化、無人化
空港は無人化に向かっている。
無人化に向かおうとしています。
荷物の預け入れも無人化されました。
次は搭乗口から飛行機の乗り口をつなぐ可動式
搭乗通路(ボーディングブリッジ)が半自動化
されています。
このボーディングブリッジは手動で行われて
きました。
過去に一度、着陸→駐機場に着いて止まってから
ボーディングブリッジの取り付けに失敗し
機体を再度移動させてやり直したことがあります。
(乗客は再度着席、シートベルト着用)
自動化されれば、そのようなことが減り、
ボーディングブリッジの取り付け時間も短縮
されていくでしょう。
他にも、実証実験段階ですが下記の無人化が
進められています。
・空港内バス自動運転
・トーイングトラクター自動走行(荷物を牽引するクルマ)
・ロボット警備
・ロボット清掃
最終的には、空港はすべて無人化されていくのでは
ないかと想像しています。
公共交通機関の方向
公共交通機関はやがて無人化へとなる。
現在自動運転されている交通機関は
・鉄道
です。
国内では約10路線で自動運転が行われています。
・ポートライナー
・六甲ライナー
・ニュートラム、
・ゆりかもめ
・横浜シーサイドライン
・金沢シーサイドライン、
・舎人ライナー
・ディズニーリゾートライン
・リニモ
・札幌市営地下鉄東西線 等
私も利用するのは、
・ゆりかもめ
・舎人ライナー
で、モノレールまで含めると
・東京モノレール
も入ります。
そう考えると、日常に自動運転が自然に入り込んでいます。
違和感がありません。
安心して利用している段階。
不安を唱える人もいないでしょう。
海外でも20路線ほどが自動列車運転装置を用いて
無人化されています。
自動運転はどの領域から
鉄道から自動運転されているのは軌道が限定されて
いるからです。
軌道以外を走行することがないので、自動化しやすい。
シチュエーションの数も少なく対応しやすいのが特徴。
空港内も同様です。
限られた場所で限られた車輌しかありません。
そのため自動運転が導入しやすい。
予測される範囲が少ないので導入する障壁が低くなる。
その点、一般の道路は発生する状況が多く、対応策が
求められる範囲が広い。
完璧に近い段階まで煮詰めるのに時間がかかっているのは
そのためです。
80%、90%までは自動化できるのですが、その先へ
進もうと思うと時間がかかる現実があるのです。
まとめ
まずは公共交通機関で自動化が進む。
鉄道でも新幹線が自動運転の実験を始めています。
新幹線は専用線路で踏切がありませんので
自動運転にとってはプラス環境。
閉鎖的な環境となるからです。
こうした閉鎖的環境や、限定的な敷地内から
自動運転、自動走行が進みます。
企業でも敷地内であれば即導入可能。
無人化が進むでしょう。
公共交通機関が無人化されることに寂しさを感じる
かもしれませんが、改札口が自動化されてから
昔の有人改札がよかった、という声を聞くことも
ありません。
慣れてしまえば問題ないのです。
あくまでも切り替わった瞬間に感じるだけです。
これから10年後、20年後は人の移動手段は
・種類増加
・自動運転
という道へと進んでいます。
乗り遅れないようにしたいところです。