【fjconsultants365日Blog:4,135投稿目】経営コンサルタント藤原毅芳執筆
今なら言える
『●●●はナンセンス』
今年の流行語になるかもしれません。
経団連会長が
「はんこはナンセンス。全て署名や電子署名でいい。
経団連の中西宏明会長
はんこはIDのシステムで、印影をIDとして頼るカルチャーは
今のデジタルの時代に合わない」
と発言。
この時期なら言える。
命とどちらが大切か、と比較すればナンセンスと切り捨てられる。
通常の時期だと「はんこはナンセンス」とは言えない。
期間限定の発言だと感じます。
そうであるならば、今のうちにあらゆることを「ナンセンス」と
切り捨ててみたらどうだろうか。
ムダなものが見えてくるかもしれない。
たとえば
- ビジネスモデルが変わらないなんてナンセンス
- 10年前と同じ商品ラインナップなんてナンセンス
- 顧客リストが同じなんてナンセンス
- 新商品がないなんてナンセンス
- 議題のない会議なんてナンセンス
- 報告で終わるミーティングなんてナンセンス
- 終了時間を想定していない仕事はナンセンス
- 意味のない訪問をするなんてナンセンス
- 何度も現場確認なんてナンセンス
- 紙の書類提出なんてナンセンス
- 蓄積しない日報なんてナンセンス
- テレワークできないなんてナンセンス
- 一斉定時出社なんてナンセンス
な感じでしょうか。
会社のムダを見極めるためのブレーンストーミングで
活用するのもいいでしょう。
それにしても有事のときはホンネが飛び交うので変革が
進みます。
監視社会
もうひとつ取り上げたいのが今後「監視社会」の傾向が
強くなること。
「どうしてマスクしてないの!」
と知らない人から注意された人がいます。
現在は営業している店舗に苦情の電話がかかってくるそうです。
不要不急のジャンルに属している店舗の電話は鳴りやまない、と
聞いています。(例:遊技業界など)
警鐘を鳴らす
日本赤十字社がつくった「ウイルスの次にやってくるもの」という動画があります。
社会へ警鐘を鳴らしています。
ウイルスの次に来るのは【恐怖】。
これがもとで
・疑心暗鬼
・分断
・傷つけ合い
が発生する。
その警鐘です。
恐怖を減らすには
・情報遮断
・笑顔
・食事
・睡眠
を実践する。
個人的なおすすめはサマータイムです。
早朝から働き、朝型に変える。
できればクリエイティブな仕事内容は午前中に終えてしまう。
アウトプットは午前。
インプットは午後。
と大きく分けて考えてもいい。
それが恐怖へエサをやらないことになります。
まとめ
「ナンセンス」を取り上げましたが、去年まで
動かなかった内容が急に動き出しています。
この動きに便乗してしまいましょう。
良い意味での便乗です。
軽いフットワークで便乗してしまうのです。
それが良いのかわるいのかはわかりません。
ただ、世の中の流れに反応して即動くという練習にはなるでしょう。
それが今後の結果を左右しますね。