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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆
残業規制が過去のことに
残業を抑制しよう、と働き方改革が話題だった
ときがあります。
あえて過去形で書いてみました。
これからは、残業は抑制ではなく、残業消滅に
なるようです。
働き方改革も目的が変わりつつあります。
下記のニュースが流れてきました。
東芝・ルネサスが週休3日制導入
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58776260U0A500C2TJC000/
東芝は国内の製造現場の週休3日制導入を
決めました。
1日当たりの労働時間を延長し、休日を
1日増やす考え方です。
総労働時間は変わりません。
濃厚接触を減らす意図があります。
ルネサスエレクトロニクスは工場以外の人員に
対して週休3日を導入。
これは休業を目的として取り組みです。
あんなに忙しかったのに
「残業を抑えるのに大変だった」
と語る日が来るでしょう。
今後は、残業ゼロが当たり前の企業が増えて
いくのではないでしょうか。
ビジネスが好調のときは職場環境や労務と
いった側面が注目されます。
働き方であり、待遇や環境面が優先されます。
これが世の中環境が一変すれば、一気に変わる。
働き方より「仕事がほしい」「売上確保」と
求める内容が変わるのです。
やはりこれからはビジネス本体がカギになる
でしょう。
経済予測本
SNS上では#ブックカバーチャレンジが
広がっているようです。
おすすめ書籍のブックカバー写真をアップする。
中には7日間ブックカバーチャレンジと連続して
あげているようです。
こうしたところでは今後の経済予測の書籍は
雰囲気に合わないので出しづらいですし、出て
きません。
今後の予測は決して明るいものではないからです。
経済本を読めばわかります。
中にはあまりにも内容が過激なので直接お会い
した人にしか話ができません。
ターニングポイントは2024年と2027年だと
考えています。
米国失業率
こんなニュースも流れていました。
この6週間でアメリカで失業した人の実数が「 5000万人」・・・
https://indeep.jp/about-50-million-people-were-unemployed-in-6-weeks/
実際のところはまだ未定ですが本当にこの数値ならば
米国失業率は30%を超えることになります。
(5,000万人/1.5754億人(就業者数※)→失業率31%)
となると、今後は毎日のように米国では大型倒産の
話題があがるでしょう。
※https://www.jil.go.jp/foreign/basic_information/usa/index.html
まとめ
振り返るとこの数年、効率や生産性を目指して
経営してきました。
しかし、今後はそれだけでは足りない。
不足を感じます。
浮かんで来るのは『顧客創造』。
顧客創造する力が今後の数年を左右します。
そのための基礎体力づくりを今から着手する。
筋力アップは時間をかけて行うものだからです。
経営計画に追加する項目となるでしょう。