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レールサイド戦略からロードサイド戦略へ転換する

【fjconsultants365日Blog:4,170投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

レールサイドとロードサイド

小売業界や飲食業界では、ではレールサイド戦略
ロードサイド戦略の2つがあります。

対象とする顧客によって小売店はレールサイドか
ロードサイドのどちらかを選択しています。
どちらかを重視しています。

そのレールサイド戦略を方向転換する企業が
出始めています。

人の流れが変わったからです。
今回はどのように動きが変わってきたのかを
考えていきたいと思います。

都心ではレールサイド戦略中心だった

東京を中心とした都心部では人口が増加し続けて
いました。
また通勤は公共機関の電車が中心で長時間通勤が
当たり前です。

都心で仕事をして、仕事が終わると職場近くの駅周辺で
ショッピング、会食をする
ことが多かったのです。

まっすぐ家に帰るのがどちらかと言うと「もったいない
ような気がしていました。

そのため家電量販店を始めとした小売店が大型店舗で
駅前に進出し活況だったのです。
飲食店も同様です。
駅前の店舗を増やしていたのです。

ロードサイド復活か

ロードサイドは全国至る所に見ることができます。
例えば

新しいバイパスをつくり、その両サイドを
チェーン店を始めとする店舗で埋め尽くす

形式です。
店舗開発のデベロッパーはほぼ1社が独占しており
どのエリアに行っても同じの景色が見られます。

ある飲食店はチェーン展開をするのにレールサイド
戦略を重視していました。
もしくは複合施設に出店することを中心としていた
のです。
ロードサイドの出店はここ数年ほとんどしていま
せんでした。

しかしここにきて方向転換しています。
レールサイドの店舗の集客は今後も増えそうにない。

またソーシャルディスタンスの確保が迫られているので
狭い店舗で売り上げを増やすことが不可能になっていま
す。

そうであるならばロードサイドの店舗をゆったりめに
つくり、ソーシャルディスタンスを確保しながらある
程度の売り上げを確保する

そして、損益分岐点を超える店舗作りを目指すつもり
でしょう。

通勤の途中に店に寄ってから帰るということが
罪悪感を持たれている最近ではレールサイド戦略は
今後、発展しないと推測されていると感じます。

まとめ

住んでいる家の近くで消費をする。
これが増えそうです。

住宅街にある居酒屋飲食チェーン店が出店し成功したと
言われた時期が数年前にあります。

たまたまこの飲食店舗は家族で来店する形をつくり
あげたので家族連れの居酒屋として注目されていました。
店内禁煙をいち早くしたのもこの店です。

今の状況考えてみるとこの居酒屋チェーンの住宅街
出店戦略が今後有効性が高まる可能性があります。

他社も追随してくるのではないでしょうか。

ソーシャルディスタンスの確保や衛生面の安全性が
約束されれば家族連れで大人が増える可能性もあります。

最近情報集めていた感じる事は人の消費する行動範囲が
狭くなっている
ことです。

自粛により家の中にいる時間も長くなりましたが
行動する半径も小さくなっています。

それが2ヶ月間以上続いているので、だんだんと
狭いエリアで生活することに慣れていってしまった。

以前のように復活するにはリハビリ期間が必要です。
一旦習慣化されたものが元に戻るには、また同じような
時間がかかります。

2ヶ月間かかったものを戻すには最低2ヶ月間以上
かかってしまう

のです。

元の行動に戻っていく動きや速さを現場を見ながら
判断していくしかなさそうです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/