【fjconsultants365日Blog:4,274投稿目】あああ
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
時価で計算
会計の世界では、資産を時価で評価する
方向へと転換した時期があります。
いきなりルールが変わった時期があるの
です。
資産を時価で評価すると現在の経営状態
の把握が正確になるのです。
それまでは取得価格を財務諸表に載せて
いました。
歴史のある会社ほど不動産などの取得価
格が低く掲載されていたのです。
過小評価されていたわけです。
企業の資産と負債を決算期末時点の時価で評価し、財務諸表に反映させる会計制度のこと
各国の会計基準の統一を目的とする「国際会計基準」の時価会計導入を受けて段階的に導入が進められている。
2000年4月から始まる事業年度以降の売買目的で保有する金融商品(有価証券、デリバティブなど)、2001年4月から始まる事業年度以降の「持ち合い株式」について、時価会計が義務付けられた。従来は取得価額のままの取得原価主義会計であったため、帳簿価額からは企業の経営状態の把握が困難になっていた。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/si/jikakaikei.html
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時価であらわす
今後、時価であらわすことが増えるので
はないでしょうか。
個人的に感じているのは、会計以外にも
時価評価の場面が増えるということ。
そう思える場面が実際に増えています。
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人財への評価
特に感じるのは、人財への評価。
人財の評価は
【時価評価部分】
が増えていくでしょう。
というのも、経営自体が現在に時間軸を
置くようになったからです。
将来の時間軸で経営していた企業までも
現在へと時間軸を移しています。
現在に時間軸を置けば置くほど時価評価
へと移行するのです。
その中で、人財への評価も現在の時間軸
で判断するようになっているので、それ
が時価評価と同じだと思うのです。
まとめ
即戦力の人だけ高評価を得られる時期に
来ました。
活躍している人が時価評価が高く、それ
以外はあまり評価されない。
ある意味、真っ当な評価がされる時期へ
移行しています。
例えば、飲食店でも「本当に美味しい」
だけが評価される。
しかも現在「美味しい」ことが最も重要
になっています。
過去の名声は流れてしまっているかも
しれません。
また、イチから創造していくつもりで
取り組むのが正解のようです。