【fjconsultants365日Blog:4,281投稿目】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

これも廃止あれも廃止

印鑑が不要になる、印鑑を廃止する、という動きに始まり、次はFAX廃止になるようです。
どちらかといえば企業より官公庁のほうに大きな号令がかかるのでしょう。
デジタル庁も創設されるようです。

デジタル化の動きがリバイバルのように再スタートを切るのではないでしょうか。
具体的に自民党がどのような形でデジタル化を進めていくのか、過去に提言がされていますのでその資料の中から読み解いていきたいと思います。

コロナ時代のデジタル田園都市国家構想

用語

資料冒頭に用語の解説が出ていました。
これらの用語を把握すればこの資料に書かれてあることが、
・どのような内容なのか
・どこまでのジャンルなのか
・どこまでの領域なのか
が予想つきます。
また用語がわからないとデジタルについて理解が深まりませんので重要な部分です。

用語
用語

デジタルについては用語を知らない人は置いていかれます。
共通言語がわからない人は遅れていってしまう世界です。

なので経営に携わる人だけでなくリーダーも含めて理解しておくことが必須となります。
言葉がわからないので遅れていく、言葉を知らないから後退していく領域なのではないでしょうか。
わかりにくい点と表現される方が多いですが通常の生活の中においても横文字がかなり入り込んでいますので慣れの問題でしょう。
使い続けることで慣れ親しみ使いこなせるようになると思います。

2030年の理想像

2030年の理想像として下記のことが挙げられています。

  • デジタルワーキングスタイル(リモートワーク)
  • オンライン医療
  • オンライン授業(EdTech企業)
  • ティーチングからコーチングへ
  • 個人情報は適法に活用される
  • 行政のデジタル化
  • 工場の国内回帰(IoT、ロボット、3Dプリンター)
  • 商品サービスの「トラスト(信用)」が評価軸に加わる
  • 地方分散を支えるのデータ連携基盤
  • エンターテイメントが地方から発信される
  • 災害発生時にリアルハザードマップで情報共有

理想像からわかること

取り上げられているジャンルは、

仕事、医療、教育、行政、製造業、データ、エンターテイメント、防災

の8つです。
このジャンルが大きく変化していくことが予測されます。
デジタル化によって大きく飛躍できるジャンルと言うことができるでしょう。
今まで変化が少なかったジャンルでもあります。

まとめ

どこまで実現されるのか、どこから実現されるのかは未定ですが方向性はこれでわかったのではないでしょうか。

他のジャンルが重点的に予算がつき投資が進む可能性が高い。
自分たちの経営において関連する部分があるのであれば早期に対応を進めておいて損はありません。

ファーストペンギンとして活躍すると大きなメリットが転がり込んでくると思います。