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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

話題に

劣化型リーダーのことを先日取り上げましたが、反応が予想以上。
「いますよね」「いるいる」と話題になりました。

あのような内容を書くと特定の人を対象にしているように見えますが複数の方の特徴を一般化してお伝えしています。

それにしても、これほど反響があるということは、劣化型リーダーが増えている事実。
そして、劣化型リーダーが模索している姿が浮かび上がります。
焦りもあるのではないでしょうか。

自分のポジションを維持するために実力ではなく、権力を使っているため歪みが生じてしまいます。
いずれその歪みが原因でポジション崩壊を招くのは自然の摂理です。

リーダー像

リーダーシップを持つリーダーが育つことは企業命題のひとつです。
優先順位は高い。
ただ実現性が低いのは社内基準だけで成立させようとしているためと分析しています。

プロスポーツのように日本中、世界中のランキングが表示できれば解決するでしょう。
しかし、現段階でそのようなランキングは存在していない。
解決が望まれる分野です。

世の中的にウチのリーダーの実力を教えてほしい
という依頼が来るのも今の時期だからでしょう。

明確なランキング順位はつけられませんが5段階の指標でリーダーとして一人前〜一流のランク分けすることは可能であり実際に取り組んでいます。

過去の実績と切り離して

リーダーの実力判定のとき個人の過去実績をどのように扱うのか迷っているケースがあります。

リーダーになるときに個人の過去実績は評価されます。しかし、リーダーになった後は個人の過去実績は評価対象から外すべきでしょう。

というのも、過去にしがみつくリーダーがいるからです。
しがみつくほど成長しない。
伸びないからです。

残念ながら過去にとらわれるほど今後の成長はほとんど望めません。

まとめ

劣化型リーダーが変に自信を持って話す内容は過去の出来事だったりします。
現在や将来においては自信がないのでしょう。

ひょっとすると今後の会社のことは興味がないのかもしれません。
自分の残り年数、どうポジション死守するのか頭がいっぱいなのかもしれません。

ちなみに、将来のビジネスを語るのは楽しい。
おもしろい。
気力が充実します。
それ、やりたかったことなんです
とイメージを具現化できたときは将来が完成したのと同じです。
この気分、この境地、体験すると人生変わります。
可能性に満ちた人生か切り開かれます。

そのような場を創造できるのが理想。
可能性を感じる人が増えれば会社の成長は約束されます。

劣化型リーダーと将来を楽しく語るリーダーを同時期に目にしながら考えることは尽きません。