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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
世界初はやはり
「世界初」は、やはり話題になります。
ホンダ(本田技研工業)が自動運転レベル3を出してきました。
高速道路、時速50km以下という条件ですが、手を離して、視線も外せる自動運転です。
シチュエーションとしては、高速道路上の渋滞において、スマホを見ながら自動運転させられるようになります。
渋滞時のイライラが解消されます。
また、新たな時間が生み出されることにもなります。
運転時間の中に自由時間が出現したのです。
それにしても、ホンダから世界初が出るのは久しぶりのイメージ。
まわりでも口にしている人がいるので相当なクチコミになったのではないかと予測しています。
ホンダ世界初!――。こんなニュースが2020年11月11日、自動車業界を駆け巡りました。世界に先駆けて、「レベル3」の自動運転機能を量販車に搭載することを発表したのです。運転者がステアリングから手を放し、かつ前方から目を離した状態になっても、システムが車を操作し走り続けます。トヨタ自動車やドイツDaimler、同BMWなど、他の自動車メーカーもレベル3対応で追従します。2021年は自動運転を巡って激しい競争が各所で起こりそうです。
◯◯初は強い
話題性では、世界初、日本初、業界初の話題は広がり方が強い。
最強です。
メディアも「伝える意義」がある内容なので、取り上げられる機会が他の話題よりも多い。
クチコミにしても、伝える人が「意義」を感じているので強く話されるのです。
聞いた方も「◯◯初」の話題は記憶に残りやすい。
具体的な内容は覚えてなくても「ほら、ホンダが世界初だって」ということだけは覚えているものなのです。
世界初だと
世界初を打ち出す企業はどのようなイメージを持たれるでしょうか。
「最先端企業」というイメージを持つのではないでしょうか。
「なかなか頑張ってるな」と応援する人もいるでしょう。
そう、世界初というのは、話題になるだけでなくイメージ(印象)まで違って見えるのです。
まとめ
キャッチコピーの世界では
「新発売」
というコピーが最強と言われています。
「知りたい」「読みたい」「見たい」「試したい」
と瞬時に感じるからです。
他にない唯一性を感じます。
「世界初」も同様です。
業界の注目も集めますが、顧客にとっても知りたいと感じる人が多くなる。
だから、新しい商品や新しいサービスにこだわっている企業もあるのです。
毎日のように「新商品」「新サービス」を打ち出している企業を思い出せるでしょうか。
そこに気がつくとマーケティングのレベルが変わるはずです。