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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

巣ごもり

今年は『巣ごもり』需要が増加しました。
家で過ごす、家で仕事をする時間が増え、生活も『』中心になったのです。

これを別の視点から見ると、違う解釈になります。

違う視点から

巣ごもりを 別の視点から見てみると、分離、分断、別離、と言う言葉で表現ができます。
限られた人と交流しかない状況なのです。

オンラインで連絡や会話は可能ですが、思いがけない出会いはありません。
ということは、自分の耳に入ってくる情報も実は限られているのです。
情報は外に出た方が量が増えますが、外出の機会が減れば情報も減り限定されるのです。

マクロから

マクロの視点から考えてみると、これほど大衆心理の操作がしやすい時期はないのではないでしょうか。
メディアの情報に一喜一憂し神経をとがらせています。
ヒステリックな反応もあり、瞬時に反応していることがわかります。

心理学に詳しい人は気がついているかもしれませんが、現在の状況は戦時下における情報統制に近い環境になってしまっているのです。

こんなときは、どうすれば良いのでしょうか。

客観的

まずは、客観的なデータで世の中の事象を把握しておくことです。
客観的なデータとは、統計データ等がベストでしょう。
いわゆるメディアなどで報道されるニュースは、統計データを解釈したものになります。
なので原典であるだけデータを直接見ると、客観的な視点で見ることができるようになります。

複数

先行き不透明な時期になると、特定の人の意見に偏りがちになったり影響されやすくなります。
それ自体は悪いことだと思いませんが、限定されたソースで自分の判断をしてしまうと結果的には、依存してることになってしまいます。
判断ミスも発生率が高くなってしまうのではないでしょうか。

なので複数の人の意見を見ることが、ここでは大切。
特に意見が偏らず意見の相違を感じるような複数の人の情報を得ることです。
それが冷静な判断を生むのです。

まとめ

今年は、限定された空間・環境・情報の中にいることをまずは自覚することです。
その自覚から次の行動が新たに生み出されていきます。
特に、情報を得る方法・手段が増えることがこの場合望ましいでしょう。
人との出会いが減ったのも何かで補わなければいけないのです。
情報のバランスを取る、ということが今後の課題になると思います。