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教えるけど育てないリーダーの行動矛盾

【10年超:fjconsultants365日Blog:4,449投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

教えてます

リーダーはチームメンバーの教育に関して意識は高い。
あまり関心のない人がいるが、ほとんどのリーダーは教育をしなければならないと考えています。
会社が提供している商品サービスの詳細を教え、会社のルールを伝え、社会人としての考え方について教えています。

しかし、人は育たない、という課題はいつになってもなくなりません。
どうしたら人が育つようになるのでしょうか。
人の育て方を教えてください、といった質問は絶えることがないのです。

でも

その時に、リーダーに確認することがあります。
「教えているのですか、それとも育てているのですか」
と投げかけているのです。

この違いわかりますでしょうか。

教えていますと答えている人の中には、教えているだけで育てる気のない人もいるのです。
私は一生懸命教えている。しかし、育たないことを嘆いている。
しかも育たないのは、本人の責任であり、本人の能力の問題、本人の意識が足りないと、とらえているのです。

一見矛盾するようなこのできごと、実は頻繁に起こっているのではないでしょうか。

リーダーの深層心理には、「抜かされたくない」が存在していることがあるからです。
特に新しくリーダーになったばかりの人は、この抜かされたくない意識が強く残っています。

裏返せば自分に自信がないのが原因です。圧倒的な実績を残さずリーダーに抜擢された方は、真理を落とすことによって自分の優位性を確保する行動に出てしまうのです。
なので教えているのに育たないチームを作り上げてしまうのです。

どうしたらいいのでしょうか

このようなリーダー、教えてるけど育てないリーダーは自分自身が変わるしかありません。
教えるプロセスを意識しないこと。
メンバーの業績にリーダー自身がコミットすること。
メンバーの結果は自分自身の結果として感じること。
メンバーと一体感があること。

リーダー自身も、自分の家族や親族に対しては、教えても育って行為は行わない。
身近な人には育てることを優先しています。
という事はメンバーに対しても身近に感じれば、教えるだけで終わらず育てるまで実践するはずです。
この距離感を縮める事はここでは大切なことだと感じます。

まとめ

人の行動は矛盾だらけ。
その前提で見ると裏側の心理が見えてきます。
一生懸命だが結果を望んでいない。
そんな行動をするのも人間なのです。

今回はリーダーの『教えるけど育てない』行為の矛盾について提言しました。
今後もこうした行動と結果の矛盾を取り上げていきたいと思います。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。