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リーダーは経験していない課題を仮想経験して先回りする

【fjconsultants365日Blog:4,480投稿目:10年超継続】fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

スピード対応の上はあるのか

経営の場面において課題が出てきたときに『スピード対応』することが優先とされています。
解決へ向けてすぐに話し合う、ただちに対応するのがベストです。
ただ、その上はあるのでしょうか。

未然に防ぐ手法があればいいのですが、ビジネスでは課題はある一定の確率で発生するものです。
最善の策を考えてみたいと思います。

未然に防ぐ

未然に防いでおく。
これは正しい手法です。
ただ、欠点があります。それは、経験した課題しか対応できないのです。

未然に防ぐといっても、経験したことのない課題に対しては無力。
対応できません。
できることなら、経験したことのない課題に対しても対処できるようにしたいところです。

仮想経験値を上げておく

経験したことのない課題は何があるのか。
想像しても限界があります。
できることなら先人の経験を参考にして仮想経験値を積み上げておくことがベストです。

人は経験したとことのない課題を将来発生するかもしれないとは考えていません。
そんなことはうちの会社では起こりません、と言い切る人を見たことがあります。
過去の結果から将来も発生しないとは言い切れないはずですが言い切る人がいるのです。

先回りしておく

仮想経験値を上げておけば、課題発生がどの領域でどこまで影響が出るのか理解できます。
その課題発生率が低くても発生可能性はゼロではありません。
ということは、対応策を先回りして手を打っておく。
過去に経験したことのない領域まで先回りできるのかがカギです。

違いはカバーする範囲の広さ

経験したことの対応策は『再発防止』という名でルール化されていると思います。
これが経験だけで準備した範囲。
それ以上の範囲をカバーして対応策を取っていることをここでは先回りすると定義してます。

成長しているときは予想もしないところから課題が降ってきます。
「なぜこんなことが起こるのだろうか」と考えてもわからないような事象も発生するのが経営です。

そのためにも過去の他社事例を見ることは有効です。
MBAの内容を見ればわかりますが、ひたすら事例研究と法則、フレームワークを学び習得します。
仮想で経験したことも人は実際の経験と同じような感覚で記憶していきます。
現実と仮想の差はないのです。

まとめ

なぜ、このようなことをまとめたいと思ったのか。
それは、将来に対して楽観的過ぎるリーダーを見たのがきっかけです。

過去は何も起こらなかったのです、と言われてもそれは単に幸運なだけだったと見るべきです。
時代や環境が良かったかもしれません。
お客様に恵まれていたのかもしれません。
今後のことを考えると過去の延長線上で考えているリーダーの方はそのままで大丈夫とは言えないでしょう。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/