fjconsultants Blog:4,519投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
報告は相手に合わせる
報告は相手に合わせるのか。
自分で報告の必要性を判断していいのか。
命題のひとつです。
仕事の報告は誰が必要としているのかを考えるとわかる内容があります。
必要としている人を思い浮かべ、報告は相手に合わせるのが原則だと感じます。
経営において判断するときには情報が多いほど正確にジャッジできます。
報告が遅れて、情報が限られてしまうと判断の精度が落ちていきます。
報告が遅い人を思い出してみると、単に忘れている人もいますが気がつかない人、意図的に報告を遅らせている人もいます。
どのような種類があるのか見ていきたいと思います。
進捗がない人と報告しない人
「進捗がなかったので報告しませんでした」
と言われたことがあります。
こちらとしては、進捗がなかったことを報告して欲しかったのです。
確かに進捗がなかったので報告しないと言う判断は本人にとってみれば正しかったのかもしれません。
しかし、シビアな進捗状況の場合には、身長がなかったことも報告が欲しいケースもあるのです。
相談しておいて報告なしの人
心配で心配で相談しておいて、その後報告がないパターンもあります。
先行きがどうなるか分からないので、夜遅くに相談が来るケースもあります。
翌日その後の進捗が途中経過報告はあったのですが、最終結論がわからないまま放置。
報告がなかったケースです。
結果的には問題が起こらず解決したのでよかったのですが、相談された方としては最終結論の報告が欲しかったのです。
ミーティングも減らせる
随時必要な報告がされているチームはミーティングの回数を減らすことが可能です。
必要とされる情報は滞りなくオンタイムで報告され流れているからです。
ミーティングは本来、報告の場ではなく将来のことを形作る未来志向の場面です。
次に何をやるのかを明確にし、その内容が結果が出るような雰囲気にならなければなりません。
一人ひとりの過去の報告を全員が聞く必要あるのか。ここはリーダーが判断しなければならない領域です。
まとめ
報告が遅いと言われ続けている人がいます。
それは意図的に報告をしない、報告を遅らせているからです。
改善するには前のめりで報告をするしかありません。
報告される側のスピード感より報告する方が速い感覚を持っていなければならないのです。
この感覚がわからない人はまずは相手に求めている報告のスピード感を質問することです。
確認することです。
それによってこの人はこれぐらいのスピードを求めている、と言うことを1人ずつ理解できるようになるのです。
原則は、報告を求めている人よりスピードを速くすることです。