fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

ブランド価値のひとつのモデル

fjconsultants Blog:4,539投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

消費価値モデル

消費者が認識する価値のパターンがあります。
そのうちのひとつが消費価値モデル。
具体的には、

消費価値(Consumption Values)モデルは

機能的価値(Functional Value):信頼性、耐久性など物理的性能から発生する知覚的効用
感情的価値(Emotional Value):財の購買・所有・使用における感情から発生する知覚的効用
社会的価値(SocialValue):特定の社会集団との関係から発生する知覚的効用
認識的価値(Epistemic Value):好奇心の喚起,新奇性の提供,知識欲求の充足などから発生する知覚的効用
条件的価値(Conditional Value):特定の購買状況から発生する知覚的効用
から構成される

https://www.jstage.jst.go.jp/article/marketing/advpub/0/advpub_2021.026/_pdf/-char/ja

となっています。
これらの価値を総合的に感じ取ってブランド価値を定めています。
ブランドと認識するのです。
ブランド価値という言葉から連想すると具体的な内容が浮かびませんが、このように分解して考えるとわかりやすい。

それぞれの価値を満たす

ブランド価値を高めるには、こうした価値のそれぞれを満たしていくことです。
自分のビジネス、自分たちの商品・サービスの価値を顧客に理解していただく。
一気に理解してもらうのではなく、ひとつずつ理解を深めていただく。
これが積み重なってブランディングになります。

ひとつずつを見ていくと、難易度は高くありません。
当たり前のことを理解してもらえるまで時間をかけるのがブランディングと言えるのではないでしょうか。
ブランディングには時間がかかると言われるのは理由があるのです。

まとめ

こうしたブランディング構築のプロセスは、具体的に何を情報発信していくのかが問われます。
機能的価値、感情的価値、社会的価値、認識的価値、条件的価値の5つについてそれぞれ施策が求められます。
年間計画に落とし込んで取り組んでもいいでしょう。
具体的には、ベースになる理論があった方が統一性が出ます。
全体を通して一貫性のある内容が欲しいのです。
現在有名なブランドが過去にどのような価値を訴求してきたのかをリサーチすると具体的な内容が思いつきます。
参考にしながら考えたいところです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/