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3月4月5月と上昇傾向に変化しています

fjconsultants Blog:4,554投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

5月分が発表

『労働力調査』の2021年5月分が発表されました。
毎月確認していますが、3月、4月、5月と傾向が見えてきたので取り上げます。

労働力調査

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html

今回取り上げる理由は傾向が逆転している可能性があるからです。
下記のグラフをご覧ください。

失業率推移202105
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html

2020年10月から2021年3月にかけて失業率は減少。
2021年3月には、2.6%でした。
これが
・2021年4月:2.8%
・2021年5月:3.0%
と上昇しています。
この傾向が今後も続くのか観測が必要ですが、流れが変化した可能性があります。

ちなみに3%台になったのは、2020年12月以来。
昨年の年末以来の数値になります。

求人倍率は

ただ、有効求人倍率は変化しておらず変わりません。

和3年5月の有効求人倍率は1.09倍で、前月と同じ水準

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19412.html

となっています。
求人倍率が同じで、失業率が増えているのを見ると、採用のアンマッチ、ミスマッチが発生していると予想できます。
業界ごとの求人倍率を見ると下記のようになります。

新規求人状況202105
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000795728.pdf

特定の産業で求人が増えているのがわかります。
たとえば、
・製造業(30.3%増)
・生活関連サービス業,娯楽業(21.7%増)
・サービス業(他に分類されないもの)(15.8%)
などです。

この業界は経験者ではないと採用できない職種もあるので、求人があっても採用できない状況があるのではないでしょうか。

まとめ

失業率は経済指標としては、よく報道される指標です。
わかりやすい指標のひとつ。
リーマンショック以降では、失業率が5%台になったことがあります。
現在はまだ3%。
これ以上、失業率が増加するかは今後の雇用調整金などの動きによって変わるでしょう。
雇用調整金も資金を使い果たしており、継続が危ぶまれています。
継続しないとなれば、失業率が一気に上昇するのも予測しておく必要があります。

失業率が上昇するとニュースで取り上げられる回数も増え、消費マインドが下がるのが気がかりです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/