fjconsultants Blog:4,608投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
自信と過信
自信がある状態。
自信がない状態。
どちらが良いかと問われれば、自信がある状態が良い。
しかし、自信があり過ぎると自信過剰となる。
実質以上に評価してしまう過信状態とも言い換えできるでしょう。
では、自信がある状態と自信過剰な状態の境界線はどこにあるのでしょうか。
どこからが自信過剰なのでしょうか。
考えてみたいと思います。
過信とわかる段階
明らかに過信とわかる段階があります。
自信がある人が、なぜか攻撃的になるからです。
自信があると余裕ができるはず。
しかし、まわりに対して攻撃的、もしくは排除的な動きをしてきます。
「そんなやり方より、絶対こちらのほうがいい」
と反論が強い。
または、「あれは、ダメだよ」と全否定したり。
話しが長くなるのも特徴のひとつです。
どのようにまわりから見えているのか、わからないのかもしれません。
この現象を見ると、適度な自信をつけるのは適切だが、過信になると逆回転するのがわかります。
せっかくプラス回転していた状況がマイナス回転へと切り替わってしまうのです。
急な逆回転なので、まわりも気がつくことのほうが多いのではないでしょうか。
承認欲求
自信がありながら、まだ承認欲求が強い場合があります。
これは、まだ成長の余地があるということ。
さらに上を目指すべきだと考えています。
行き着くところまで到達すれば、攻撃的になることはありません。
人に教える余裕も出てきます。
(他人に抜かされない自信がそうさせます)
プロフェッショナルの中にも段階があることを若いときに教えてもらいました。
プロの中でもアマチュアに対して威張っている人はプロの中でも最低レベルだ、と。
プロの中でトップクラスは威張ることはない。
威張っている行為がすでにおかしいと言われたのです。
まとめ
このように考えてみると
・自信→過信→真の自信
というプロセスを歩むのではないでしょうか。
過信のときも悪いと判断するのではなく成長の余地があると考えれば可能性がまだあるのです。
それだけエネルギーがあり、勢いがあります。
しかし、過信のとき《絶頂感》を感じてしまうと成長は止まるかもしれません。
非常にもったいない。
その分岐点があるならば、自ら自覚がほしいところです。
さらに上を目指すには自分から進むしかありません。
現状を頂上と判断するのか、まだ道半ばと判断するか。
そこにかかっていると思います。