fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

リーダーの説明能力は機会に比例する

fjconsultants Blog:4,650投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

リーダーの頭の中

リーダーを任せている。
リーダーはチームをまとめ、目標に向かって進めてくれている。
しかし、目標手前で失速するチームもあれば、達成するチームも出てきます。
その違い、どこにあるのでしょうか。

リーダーの発言から読み取れることがあります。
リーダーの頭の中が見えてくるのです。

目標を説明するとき

仕事においてゴールが設定されていないことはありません。
必ずゴールが設定されています。
しかし、ゴール地点を明確に理解しているかはチームによって差があります。
なぜでしょうか。

これは、ゴール地点についてリーダーの説明が違うからです。
メンバーが前向きな人しかいない場合は、説明に時間はかかりません。
向かうべき方向性を 即座に理解してスタートしてくれるからです。

しかしその逆は説明に時間がかかります。
なぜならメンバーから質問されるからです。
「どうしてその方向性なのでしょうか」
「なぜそのゴール地点が設定されたのでしょうか」
といったような質問が飛んでくるのです。

その時にリーダーが丁寧に相手が理解するまで説明できるのかにかかっています。
このような質問が飛んできたときに返答に困るリーダーは返答をごまかしたり、あいまいに終わらせています。
中にはリーダーの上司である部長や役員もしくは社長の名前を出して「上が決めたのだ」と言って終わりにしてしまう時もあるのです。

これではメンバーが理解 することもなければ、納得することもありません。
このようなやりとりが何回か続くとメンバーの方からリーダーに対して何も言わなくなります。
ミーティングにおいても何も発言することがなくなりリーダーが報告して終わり。
会社の方針はこうなっている、と言って終わり。
そんなことが繰り返されてしまうのです。

カギになるのは言語化

ではリーダーが行うべき説明はどのような内容なのでしょうか。
まずはゴール地点の明確化。
目標とする地点を誰もが 誤解しないように伝えられるのか。
そしてその目標がなぜ設定されたのか。

これを一人ひとりに対して理解を求めます。
理解をしてもらえるような言葉にする。
言語化する能力が問われるのです。

社内では長年同じメンバーで仕事しているとあうんの呼吸で伝わってしまうことがあり、言語化するということに関してあまり成長していないリーダーも実際にはいると思います。
このようなリーダーの説明能力、相手を納得させる能力というのはリーダーの経験年数に比例して能力が上がってるように見えません。
理解をさせる場面の経験が少なければ言語化能力は成長しないままなのです。

どのチームでも

リーダーによってはどのチームを任せても結果を出すリーダーがいます。
どのチームでも結果を出すリーダーは メンバーに 対して理解をさせられる能力が高いのです。
メンバーの質問に必ず答えることができる。
相手が理解するまで話をすることができる。
納得するレベルまで 言葉を選ぶことができる。
これはリーダーが 思考プロセスを増やすしか成長はありません。
そのプロセスを構築する 原理を突き詰めていきたいなと考えています。

まとめ

リーダーの成長は会社との成長と連動しており、経営にとっては必須です。
リーダーが成長すれば会社も成長しますし、リーダーの飛躍によって会社の飛躍ももたらされます。
具体的な成長プランを構築する。
その成長プロセスを支援するツールの開発が求められていると考えています。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/