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電気代20年間無料とは

fjconsultants Blog:4,654投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

住宅業界

最初に従事した業界が住宅業界。
大手住宅メーカーでした。

この業界、実に不思議な業界だというのはご存知ですか。
25年以上前から大手住宅メーカーのシェアが上がると言っていましたがシェアは現在でも横ばいです。
増えていません。
工業化住宅は広がらないのです。

業界の状況

業界には、個人の工務店からビルダー、設計事務所など複雑です。
フランチャイズも多く工務店が加盟しているケースも多い。

いろいろありすぎて、家を建てるときは悩みますよね。
どこに頼んだらいいのか。
信頼できるところを探すにはどうしたらいいのか。

電気代が20年間無料の住宅

そんな中、岐阜県多治見市で
『電気代が20年間無料の建売住宅』https://friene.net/
が販売されています。
価格は3,300万円前後。

手がけたのは地元の会社『エネファント』
https://enephant.co.jp/
太陽光発電や電力サービスを事業としている会社です。
たじみ電力、という事業も行っています。
https://tajimidenryoku.com/

富士山
2021年10月撮影 fjconsultants photo

試算

住宅には、太陽光発電と蓄電池、電気給湯器を設置。(パナソニック製)
もちろんオール電化住宅。
毎月、遠隔監視費、保守管理費として3,270円(税込)はかかるようですが、20年間は電気代無料。
(年間の電気使用量の上限は設定されています)

この大きさの住宅だと平均月に1.42万円の電気代がかかるそうです。
年間17万円程度。
20年間だと340万円ですね。
広告では、20年間で445万円の電気代が浮く計算だと発表しています。

インパクト

これで収益が上がるのか。
実は、建設を請け負っている工務店から広告収入を得て採算を合わせています。
太陽光発電だけでは無理なのです。
売電だけでなく広告収入を合算して収支を合わせているのです。

まとめ

『20年間電気代無料』
は記憶に残るインパクトがあります。

これを他の業界で打ち出したらどうなるでしょうか。
たとえば、
・充電永遠無料な電気自動車
という商品が出たら購入しますか。購入対象として考えますか。

他にも、電気代などの光熱費無料というサービスが出てきてよさそうです。
移住を推進するときにも『住宅提供』だけでなく、『電気代無料』で打ち出すとインパクトが出ます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/