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〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

最先端ポジション戦略はどの企業も有効

fjconsultants Blog:4,675投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

なぜ変更するのか

Facebookが社名を変更した。
新社名はメタ。
メタバースのメタ。

バーチャルリアリティの上位概念であるメタバースへとシフトさせます。
投資もメタバースに1兆円超を注ぎ込む予定。
これ、現状のfacebook事業に見切りをつけているのではないでしょうか。
限界を感じているのでしょう。

facebookの滞在時間が減っている可能性もあります。
個人的にも利用時間は減少しています。
正直なところ前より興味が薄くなってしまっている。

しかも40代50代60代がfacebookのメイン利用者であり、10代20代30代はあまり使っていません。
インスタグラムInstagramを買収し、10代20代30代の層は囲い込みできていますがそれもティクトックTikTokなどの動画に圧倒されています。

2021年はfacebookやInstagramからの流出が大きくなったのではないでしょうか。
慌てているのでは、と予測する報道も出ています

イメージ刷新

今後10年間を考えればメタバースへの投資は積極的なチャレンジとして見られます。
高い評価を得るでしょう。
こうした機敏さはfacebook経営陣の特徴であり優位性です。
とにかく他社より先に行く姿勢。

facebook事業は収益を広告収益だけで成立しています。
依存度が高いビジネスです。
他の収益源がありません。
他に収益を増やせる事業もありません。

似たような構造ではGoogleが存在しています。
しかしGoogleは広告収益に依存していますが、無料で提供しているサービスも多く、広告収益が減少すれば無料サービスを有料化することで収益は確保できます。
facebookにもSNS無料サービスの有料化という手段はありますがSNS自体を有料化するのは最後の手段でしょう。

株主対策

社名変更は株価対策にもなります。
株価は先行指標。
現在の業績ではなく将来性が問われます。

facebookの将来性がないと判断されれば株価は下落。
それを防ぐには次の手を打ち出すしかありません。

製造業の上場会社では株価下落時には製品化していない状態でも新技術発明とプレスリリースを打ってきます。
製品化まで5年10年かかる新技術までも公開するのを見たときに焦りを感じ取ったこともアリアmす。
早々に公開することで、製品化される期待値を高め株価を維持するのです。

まとめ

今回の社名変更は驚きがあったのではないでしょうか。
業績がわるいわけでもありません。
しかし、イメージはマイナスが続いているので刷新しながら、先進性をアピール。
最先端企業というポジションを死守するつもり。
最先端企業のポジションを取ったら最後まで最先端ポジションを確保しなければなりません。
そのために投資し続けることになります。
この姿勢は会社規模に関わらず有効な手段です。
最先端のポジションは個人でも中小企業でも狙える戦略。
どの分野で最先端を狙うかを考えてみるのは経営にとって欠かせないと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/