fjconsultants Blog:4,694投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
起業最多
2021年4月から9月にかけて会社を起業する数が最多になりました。
最も多く会社ができたと言うことになります。
日本は起業する人、新しくできる会社の数が多い国と比べて少ないと言われ続けています。
なので新しい会社が増える、増えたと言う事はプラスの内容として報道されています。
起業6.6万社で最多に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC13AZZ0T11C21A0000000/
実際はどうなのか
でも実際はどうなのでしょうか。
というのも、リーマンショックの頃もそうでしたが、業界の景気が下がるときには、会社を辞める人が増え独立する人が増えたのです。
特定の業界の方が何人も独立するのを目にしたことがあります。
今回も周りを見てまた情報を収集しながら感じる事は同じようなことが発生してるのではないでしょうか。
前向きな起業というよりは場当たり的に会社を辞めてしまったので、独立した人も多いのではないでしょうか。
会社に不満があったり、何かのきっかけがあれば退職を考えていた人が、転職ではなく独立という形で選択している。
そのように感じる側面もあります。
もうひとつの側面
もうひとつ他の側面があります。
今後、企業の人数が100人以上の会社は様々な取り組みが必要になってきます。
それを回避するために、会社を分社化するという動きがあるのを聞きました。
中にはそのような形で会社の数を増やしている企業もあるのかもしれません。
プラス面
どちらにしても企業の数が増えることによって国にとってはプラスになります。
税金が増えるからです。
また全体最適から考えれば企業の数が増えること、またそこの新しい企業が成長することによって新規の雇用が生まれるのは確かです。
新規の雇用は会社の成長に比例します。
成長する会社は純粋に人数が増えていくので雇用が増える。
欠員補充だけの場合は新規雇用が増えない。
現状維持の雇用だと新規雇用という側面に関してはプラスマイナスゼロになります。
なので新規に会社の数、本地の数が増えること、そして場所が成長し金が大きくなること。
これは全体にとってみればプラスなのです。
まとめ
どのようなきっかけにしろ企業の数が増えたり、企業が成長しスタッフ人数が増えるのは結果的には良いことではないでしょうか。
ただ新しく会社を作ったり起業することに関してはリスクがありますのでその点は充分理解してからスタートするのがベストだと感じます。