fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

個人でも金融リスク管理が必要です

fjconsultants Blog:4,697投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

新築戸建て購入では

新築戸建て(一戸建て)を購入する人のデータが出ていました。
新築戸建てを購入する人の中で頭金がゼロの人の割合は何%なのか。

実はこの割合が増えています。
現在は、購入される方の1/4超が頭金ゼロなのです。

このデータは首都圏の新築一戸建て購入者に対するアンケート調査結果です。(リクルート調査)
それにしても頭金ゼロの割合は想像以上。
しかも2014年から2020年のデータがグラフ化されていますが、右肩上がり。
2014年には頭金ゼロの割合は12〜13%程度。
現在の半分程度です。
この6年間で倍増したように見えます。

住宅購入、頭金なしにリスク

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77719220Z11C21A1PPK000/

新築マンション購入では

では、新築マンション購入ではどうなのか。

新築マンションでは頭金1割未満が過半数を超えています。
1/2の方が頭金比率が10%未満。
2015年次には、35%前後だったのでこの5年間で急増。
新築不動産を購入するときは現金を残し、頭金を減らすことが当たり前のようになりつつあります。

B/Sの概念で考えると

現金を手元に残し、融資を受けることは問題ありません。
企業経営でも資産と借入を比較してイコールの場合は実質無借金経営となります。

住宅ローンを組むときもこのようなあ実質無借金状態なら大丈夫です。
しかし、本当に頭金がない方が増えていると、かなりリスクを抱えていることになります。

金利が上昇し続けると返済額が5年ごとに上昇し、返済支払いがきつくなるからです。
しかも、返済期間が終了しても残債が残ることもあるのでリスクです。

まとめ

20年以上前の住宅業界経験から現在を振り返ると頭金ゼロや頭金10%未満で不動産が手に入ることが異常に見えます。
現在は普通ですが、以前と比較すると異常です。
どちらが正しいのかは歴史が証明するだけです。

住宅ローンも頭金ゼロで購入できる割合で融資が実行されているのを見ると審査基準も変化しているのでしょう。
とても考えられないと感じます。
「自己資金は2割以上必要です」と説明していたのが懐かしく感じます。

こうした問題は、低金利が続くのであれば問題になりません。
しかし、金利が上昇すれば問題になり、金利上昇幅が大きくなれば社会問題にまで発展します。
なので、個人でもリスク管理が必要だと感じます。
知らないではすまされません。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/