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アナログ業界において突破口を見つけるミーティング

fjconsultants Blog:4,708投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

アナログ業界

アナログ業界。
アナログ業界と呼ばれる業界は今でも数多く残っています。
現在はアナログとデジタルの端境期。
半数ずつの業態もあり、完全なデジタル化された業界は逆に少ない。

先日、大半がアナログでビジネスを展開している部署で今後のミーティングを行いました。
長年現状維持の活動を行い、予想通り顧客は減少。
結果は現状維持にならず、業績は下降しています。
もはや手を打つことはない、とフリーズしている状態でした。

いきなり次の手を提案するのも方法ですが、まず考えてもらったことは
『このまま(現状維持)だと、どうなりますか』
という内容。

自覚はありますが、自分の言葉で表現してもらうのを目的に質問したのです。
あらためて言語化してもらいました。

「このままでは下がります」
『下がった先はどうなりますか』
「・・・・」
『この部署が消滅しますか』
「・・・・」
といった感じで確認。

見たくない将来を正確に見ていなかったようです。
最後には会社がなんとかしてくれる、という期待もあるのでしょう。
そこには当事者意識はありません。
何をすればよいのかわからない、と開き直っている状態なのです。
このときに、戦略や戦術を考えさせるのはかえって遠回りになります。
引き出そうにも、何も引き出せないからです。

では、どうすればよいのでしょうか。

ポイントは2点だけ

ポイントなるのは2点だけです。
新しい施策を
・100%実践する
・一点突破する
の2点。

100%実践する

新しい施策はいくつか出てきますが、中途半端な取り組みでは結果も出ません。
100%実践することが優先なのです。
あれもこれも器用にできる人はいいですが、中にはパンクする人もいます。
このあたりのバランスの取り方がわからない場合は、100%実践できる項目に絞る。
それを完璧に実行する。

一点突破する

100%実行することで結果が出てくればそこに更に集中。
突破口が開くまで一点突破を試みます。
それにより、結果と自信が出てくるのです。

まとめ

こうして書き記すと簡単に見えますが、プロセスにはドラマがあります。
感情として、どうしても100%実行できない。
疑問点が頭の中に出てくるからでしょう。
迷いが生じていることもあります。
その迷いや疑問を対話で払拭していくプロセスは欠かせません。
時間がかかってもいいのではないでしょうか。
結果が出てくるまで集中できる環境と思考を準備してあげることです。
プロセスを間違えず、ショートカットすることなく進めることだと思います。