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リスキリングの実態から垣間見えるチャンス

リスキリングの実態

新しいスキルを習得することを《リスキリング》と呼ぶようになりました。
2021年の5月に日本企業200社でリスキリングの実態調査が行われています。
その結果から実態が垣間見ることができます。

日本の企業・組織におけるリスキリング実態調査 報告書
・調査対象:日本企業・組織における人事/人材教育部門の担当者・責任者
・調査期間:2021年5月11日~5月31日
・調査方法:インターネット調査
・有効回答:200

https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/feature/202109/30-01.html

まずリスキリングの言葉を知っている割合は「知っている:36%」でした。
3社に1社が知っている状態ですが、普及していないのを感じます。

すでに取り組んでいる企業は11%。
9社に1社の割合でリスキリングに取り組んでいます。
しかし、残りの88%はリスキリングに取り組んでいない。

このような調査結果を見るたびに「チャンス」を感じます。
リスキリングに取り組めば上位11%に入ることができるからです。
先手を打つことができます。
先回りすることも可能。
結果を問わず、リスキリングに取り組むだけで上位企業の仲間入り。
そんなチャンスが目の前にあると考えれば、取り組まない選択肢はありません。

リスキリングを進めるときの課題

リスキリングを進めるときの課題については、必要なスキルを見定めることが課題になったり、人財戦略が経営戦略と連動させることが課題になっています。
しかし、50人以下の企業では単にリスキリングの費用の確保が課題だと半数以上が答えています。
リスキリングの教育費用の確保が課題になっているのです。

しかし、教育費用の確保が本当に課題なのでしょうか。
これだけ世の中が便利になり情報もタダで手に入る時代です。
ひとり学習で習得できる領域も広がりました。
教えてもらう必要があるならばeラーニングもありますし、書籍も入手できます。
費用はかかりますが数千円程度。
安価になりました。
なので、教育費用が課題になるのは若干の違和感が残ります。
チャンスを逃していると感じるのは私だけでしょうか。

まとめ

他が手をつけていない。
まだ取り組んでいるところは1割程度しかいない。
ならば、まだ様子を見ると考えるのか、他が取り組んでいないから真っ先に取り組んでしまおうと思うのか。
この違いは数年後に追いつけないほどの差が開くこともあります。
それこそ経営の判断による差だと感じます。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,778投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆