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デジタルが過去の挫折を越えさせる

デジタル楽器の魅力

音楽ジャンルの楽器演奏。
日本は吹奏楽人口も一定層いるので楽器をできる人がいます。
しかし、楽器演奏にチャレンジしたけど挫折する人も一定層いるのではないでしょうか。
そんな過去の挫折から逃れられる商品群が出てきています。
仕掛けているのはヤマハ楽器。
サクソフォンのデジタル版を出しています。

サクソフォンは金管楽器の中では最初から音が出やすい楽器のひとつ。
しかし、上達には時間がかかるのは他の楽器と同じです。
プロの演奏を聴いてサクソフォンを始めたくなりますが、実際に自分の音を聴いていると段々とやる気が減少し最後には挫折してしまいます。

このデジタルサクソフォンでは、音色はプロ並み。
吹いていて気持ちが良いので過去に挫折した人にとっては挫折が解消する製品なのです。

ヤマハのデジタル楽器 「挫折した人」向けにデザイン

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0255G0S2A200C2000000/

挫折した人向けに狙う

ヤマハ楽器の狙いは「挫折した人向け」の挫折解消商品の提案です。
このコンセプトは他でも応用できると思いませんか。

過去に挫折したことがある人向けに、その挫折を解消する商品を出すのです。
音楽業界に限らずどの業界にも応用が可能です。

やりたかったけど挫折したこと

過去において、やりたかったこと、やってみたけど挫折したことをリサーチして集める。
これは既存の顧客にヒアリングしても効果はあります。
「技術がないとできない」と思い込んでいる領域です。
「技のレベルが高くないとできない」と考えている内容です。
今でも不可能だと思い込んでいる内容なので、深くヒアリングしなければ出てこないかもしれません。
そこはヒアリングする側の力量が試されると思います。

根深い課題ほど、デジタルなどの最新技術でカバーできるならば新商品としての価値が発生します。
おそらく「そんなニーズを解決したい人はいない」とまわりから言われるかもしれません。
しかし、長年課題解決できない内容には一定のニーズがあり待ち望んでいる人がいます。
それこそイノベーション候補になるような商品が出てくる可能性もあるのです。

まとめ

商品開発・サービス開発は課題をつかみ取る能力に比例します。
挫折を解消するという視点はユニークかつ興味深い内容。
根深く眠っている挫折した内容を課題として抽出できればイノベーションを起こす可能性も出てきます。
一例として覚えておいて損はありません。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,782投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆