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プレゼン資料作成の盲点とは

リバースエンジニアリングで

他人が作成した提案書を見て「参考になる」と感じますが、同じような提案書を作成することは別の次元です。特にスライド資料は表のつくり方をマネるだけで終わってしまう場合もあり、もったいない。提案書は、相手が理解し納得するストーリーがそこには存在しているはずです。その点をどのように自分のものにしていくのかが問われます。

いつも行う作業はリバースエンジニアリング。完成品を見て、制作プロセスを予想していくのです。先日は下記題材を元に話しをしました。

流れを再構築する

この資料は、プロスポーツで選手を獲得するときに用いられた提案資料です。
https://www.fighters.co.jp/news/detail/3251.html
現在米国プロスポーツで活躍されている選手のものです。10年ほど前の資料になります。チーム側が作成し、ゴールは選手獲得です。

相手に理解を求め、納得し、OK(YES)をいただくストーリーがここでは展開されています。最初にこのスライドを考えた方は、どのような構成を考えていたのでしょうか。

おそらく日米スポーツの比較をするだけで終わっていたのかもしれません。そこに、広い視野で他のスポーツまで話しを展開しているのがここでは注目すべき内容です。

広く見せると

提案書を見た方は、いつも何を感じているのでしょうか。ひとつの商品の良さを語られても「これが良い」と思えるのでしょうか。理解できるのでしょうか。納得できるのでしょうか。

人は「幅広い領域から検討したい」欲求があります。そのため狭い領域だけの提案書には疑問を持ってしまうのです。そこがカギになります。

1)ひとつの商品だけの提案書では疑わしい
2)他の商品と比較する提案書では納得できない、他も検討したい
3)全体像を見せ、ジャンルを知り、商品を理解すると納得する

上記のように人には、見える範囲から理解度の違いが発生します。その点をわかりながら提案資料を構成するのがベストなのです。

まとめ

提案書は構成(企画)が全てです。資料を見やすく作成するのが優先ではありません。その点を履き違えると提案書作成は失敗に終わります。あくまでも、提案書を見た人が深い理解をするのが前提なのです。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,813投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆