潮目が変わるとき
潮の流れは季節によって変わります。黒潮大蛇行は2017年から発生し、継続中。大蛇行の継続期間が4年5ヶ月になり長い期間続いています。1965年以降では2番目に長い。 黒潮大蛇行が終わったときに天災が発生するのではないかと唱える人もいるので注視しています。
気象庁が公開している黒潮の大蛇行関連ポータルサイトはこちらです。
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/etc/kuroshio_portal_201710.html
黒潮の数か月から十年規模の変動(流路)
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/b_2/kuroshio_stream/kuroshio_stream.html
2017年8月には、12年ぶりに黒潮大蛇行が発生し、2021年も大蛇行の状態が継続しました。2021年12月には継続期間が4年5か月となり、1965年以降では2番目に長い期間の大蛇行となっています。
転機が見える
経済の動きの中にも転機が見えています。米国の話題です。四半期ごとの数値ですが債券ファンドから資金が流出しています。2022年1月から3月の3ヶ月間のデータです。株式ファンドへは流入が続いており継続しています。
債券ファンドは金利上昇に弱いのでリスク回避で流出していると考えられます。米国金利上昇は今後も続くことが宣言されています。しかも上昇時期については発表される度に前倒しになっている状況。そろそろ逃避させる時期と判断したのでしょう。
「選別なき相場」に転機 債券ファンド、8四半期ぶり流出
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0494X0U2A400C2000000/
まとめ
米国の経済の動きと日本は連動している部分が多いと言われてきました。しかし、今後は違います。金利政策に関しては違った路線を歩んでいくので双方の状況を見て判断することになるでしょう。大きな流れは決まったような形です。金利政策について、米国は上昇させる、日本は金利維持したいのです。あとは文脈通りに動いていくのか確認するだけとなりました。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,834投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆