食糧とエネルギー

国の政策は最終的に何が優先されるのでしょうか。各国の政策は最終的に食糧とエネルギーの確保が優先されると考えています。なぜなら紛争の原因は、食糧問題とエネルギー問題です。歴史がそれを証明しています。
世界中を見渡して、食糧とエネルギーの両方を確保できる国はほとんどありません。どちらかに偏りがあるからです。日本は双方とも自給していない国のひとつです。
食糧とエネルギーの双方を自給できる国はどこか想像できますか。

米国とロシアです。米国とロシアは自給できるので主導権を握ることができる。紛争は駆け引きですから、主導権を握ることができる側が強い。なので米国とロシアが主導権を持ちながら世の中は進んでいます。
そのような視点でニュースを見ていけば結末は見えてくるのではないでしょうか。ビジネスモ政治も今のところ力の駆け引きで進行します。将来はそうならないと思いますが現時点では力の駆け引きと考えています。

ダーチャ

ロシアは各家庭にダーチャ(郊外にある庭付きの家)を持っています。週末になるとそこに行き過ごしています。畑もあり自給できる環境があるのです。個人でも自給できる体制があるのがロシアだと覚えておいてください。
事例:https://www.tumlare.co.jp/blog/?p=9800

過去にもハイパーインフレを経験しています。通貨が1/1000になったこともあります。貨幣価値だけで成立した社会ならば被害は甚大です。ダーチャが緩衝材になっている可能性は高いです。これも価値の分散です。ひとつに依存すれば被害が大きい。ただそれだけです。

まとめ

エネルギー問題は逼迫した状況で方向転換が行われます。東京電力の使用率が90%を超えたと報道されたのは3月です。このような状況が継続すれば方向転換も容認する方向へ流れるでしょう。
今後の政策の流れは既定路線です。2022年7月に予定されている参議院選挙をピークにするために選択されることばかりです。「イベントワクワク割」も5月に予定されています。5月から行動規制は無くなるでしょう。行動規制がなくなり解放感に浸るピークで7月の参議院選挙が行われるのは予想通りです。株価維持も同じように行われるでしょう。できることは全て行なっていくと思われます。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,837投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆