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導入は現場のフィッティング率を確認しながら

オペレーションという分野

経営学の中にはオペレーションという分野があります。オペレーションとは、言葉として、略称でオペとかワンオペ等のような使われ方をしています。意味としては操作する、運営する、推進するという意味になります。

オペレーションを考えるとき、感じたのは世の中でオペレーションが素晴らしい会社はどこだろうか、ということです。

レベルが高いところ

サービス業や製造業ではオペレーションのレベルが高い企業を思い浮かべることができると思います。いわゆるマニュアルがしっかりと整備されている業種です。「ワンオペ」等の単語が日常的に使われている業界です。

ただマニュアルが完成すればオペレーションのレベルが上がるわけでもないので、ポイントは他のところにあるようです。

企業再生事例から学ぶ

参考になるのは企業再生の事例です。赤字の企業を再生する事例を見るとオペレーションのレベルを感じます。同じビジネスモデルを継続しながら黒字化するパターンを見るとオペレーションによる黒字化だと感じるのです。

単に就業時間内の組織稼働率を高めることでレベルを上げていくパターンがわかりやすい。組織稼働率を高めるというのは。休みなく働かせるというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そうではありません。人員も揃う、時間内で無駄を省く、といった基本を忠実にオペレーションするだけなのです。そこがオペレーションの奥深さだと感じるのです。

製造業でも

効率を求めながら、しかも働きたくなる環境づくりがあることを事例から読み取れることがあります。世界トップレベルの製造メーカーも組織の中の文化はドライではありません。深い付き合いをしており、かなりウエットな風土になっています。「単なる評価だけで経営はできるとは感じない」と疑問を呈する経営者の方の意見も直接聞いたことがあります。

まとめ

オペレーションを考えるときに、仕組みと文化の両面から考えておきたいところ。経営学のオペレーションは仕組み化だけですが、そのまま導入することがベストだと感じないのです。

いきなり仕組み化を全面導入すれば現場の反発が発生したり、離職者が出てきます。現実にそれが発生している場面を見たことは1度や2度ではありません。組織にフィティングさせるプロセスを見極めながら進めることがポイントだと感じます。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,922投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆