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まともしか残らないのでspacは精算へ

spac結局精算へ

以前、「日本でもspacが広がるのか」という内容でSPACを取り上げたことがあります。spacについては「まともだとは感じない」とこのとき書き記しましたが、その通りになりそうです。

SPACとは、特別買収目的会社のことで「スタートアップ企業の買収を目的とした会社で特定の事業を持っていない企業」になります。空箱の状態で上場する企業のことです。上場後にスタートアップを取り込んでいきます(スタートアップの買収)。目的な迅速な上場をするためです。しかし、現在は損失が膨らみ精算するSPACが出てきたようです。

SPACに清算ブーム、損失さらに膨らむ見込み

https://jp.wsj.com/articles/spac-boom-ends-in-frenzy-of-liquidation-11672111131?reflink=desktopwebshare_permalink

無理がある

上場手続きのスピードアップを狙いとするところが、そもそも無理があると感じます。スタートアップのビジネスはスピードが最優先ですが事業継続の審査は必要だと感じます。事業が継続するかわからない段階での上場は無理をしていることになり継続しません。株式投資に資金が集まるときは期待値だけで時価総額も上がりますが株式市場から資金が流出する時期には実績がある企業しか株価は維持できないと感じます。これは世界中の市場を見ても当たり前のことだと感じます。

ひとつのバブルの終わり

spac精算はひとつのバブルが終わったと感じます。バブルは大小ありますが定期的に発生します。このサイクルは変わりません。部分的に見てspacのバブルが去り、次の段階へと移動しているのです。少しずつ時代が変化しているのを感じます。

帰還途中

バブルの戻りは正常な姿への帰還。何が正常かは意見があると思いますが、基本に戻るだけです。

振り返ると日本で株式会社が初めて設立したのは1873年(明治6年)です。

  • たった150年しか経っていない
  • もう150年も経った

意見は分かれますが、個人的には150年しか経っていないと思っています。また株式会社が増加したのは戦後であり、70年から80年の歴史しか経ってないのかもしれません。まだ不完全な部分があってもそれが発展途中だと解釈できると思います。

まとめ

定点観測をしていると思った通りになるのがわかります。spacはちょっと偏った内容だったので気になっていました。あまりにも緩和し過ぎなのです。振り切れていたかもしれません。振り切れていた場合は必ず戻ってきます。今回はその典型だと感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆