光熱費上昇
光熱費の値上がりが続いていると生活に直結するところでもあるので痛みを感じます。しかも、必要なので欠かすことはできず、省くこともできない。また、毎日利用するので、継続的な支払いが生じます。これは、個人の生活だけでなく、企業も維持費として欠かすことのできない内容なので、無視することもできません。最近は、電気代の高騰やガソリンなどの燃料の高騰が話題です。しかし、数年経つと、このインフレとは関係なく、あるものが値上がりしていきます。料金高騰が予測されているのです。
ここが問題
それは、水道代です。水道代が今後上昇するしかなさそうです。今は、それほど話題になっていませんが、人口が減少すれば水道維持の負担は1人当たり大きくなります。そのため水道代も高騰していきます。特に人口減少が激しいところは、水道代が2倍ではなく、3倍近くまで上昇することがすでに予測されているのです。(30年後に3倍:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC136DK0T10C23A6000000/ )
労力と維持費がかかっている
水道に関わる仕事の方に聞いてもらうとわかりますが、水道を維持するのは労力が大変かかります。インフラの老朽化が進んでおり、メンテナンスに労力と費用が多大にかかるのです。しかも、工事は簡単ではありません。掘り起こして取り替える必要がある場所も多く、想像以上に維持費がかかっているのです。しかも、維持費が増加しているので負担も増えているのが現状です。
最近でも「水道管破損で高さ20メートルまで水が噴き出した」というニュースが流れてきました。https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1291339.html
これも、単なる予測ですが維持費が今までより少なくなったのが原因なのかも、と感じてしまいました。破損する前に交換すべき部品が、破損するまで使用しているのでしょうか。水道管の破損のニュースは以前より目にする機会が増えたのではないかと感じています。
まとめ
水道事業を民間委託にする自治体も出てきています。水道事業は今後、テクノロジーを取り入れながら、最適化が求められるでしょう。維持費を低くするための戦略と施策が求められています。ここにスタートアップ企業が参入してくるのは予想されています。変化がなく、課題が大きいところほど、新規参入者が問題を解決していくものです。どのような解決策が出てくるのか今後が注目の分野です。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆