検索結果
Googleの検索結果にAI生成の回答が表示されるようになっています。この影響なのかわかりませんが、検索結果に変化が出ているように感じます。データの裏付けはあるのですが、一過性のものなのか、恒久性のある変化なのか、まだ判断がつきません。データが乱高下しているのです。これからは検索結果は過渡期に入りそうです。
取り組みポイント
こうした過渡期に取り組むポイントがあります。
・試行錯誤の回数を増加させる
というのが最優先事項になるでしょう。そのためにも
・仮説力
が問われます。検索結果に表示されるAI生成文章を確認しながら
・AIが得意な領域(分野)
を特定すること。そして
・AIが苦手とする分野
を探していく作業になります。
これは、AIを提供している企業によって差があります。検索結果に関してはGoogleになりますから、Googleの提供するAIについて得意と苦手を見極めることができれば仮説が立てられます。
今後の不確実性
不確実な世界がスタートしそうですが、あらゆる分野で過去のパターンにないことが発生しそうです。特に2024年、2025年はその確率が高いと予想しています。そのひとつが検索結果の変化ですが、細かい事象を見れば他にも発生しつつあります。予兆を感じています。
習慣にする
仮説力を習慣化するために、もし〜ならば、と考え続けることです。もし10%ならば、もし20%ならばと数値を入れて考えるならば10通りは考えることができます。経営では、顧客数が10%減少したら、20%減少したら、と考えることが普通ですが、不確実な時代になればそれが急減するので、50%減少したら、60%減少したら、70%減少したら、80%減少したら、90%減少したら、と考えることになるでしょう。顧客数だけでなく、問い合わせ数が急減したり、売上が減ったり、利益が得られなくなったりと考えることは増えるでしょう。
まとめ
そんなことには絶対にならない、と言い切る人もいますが、それほど当てにならないものはありません。そうならないかもしれませんが、そうなるかもしれないのです。ネガティブになる必要はありませんが、仮説を数多く出せる準備はしておきたいと感じます。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆