初の試み

AIタレントを起業したはじめてのテレビCMが公開されました。伊藤園のCMです。「お~いお茶 」を宣伝する広告内容。イメージとしては、このようなAIタレントを最初に使ってくるのはデジタル系の会社だと思っていました。それが伊藤園と言うことで、逆に記憶に残ることとなるでしょう。意外性があることにより、かえって広告の価値が上がったかもしれません。ご覧いただくとわかると思いますが、AIタレントに関しては違和感がありません。完成度が高いと感じます。実際にこのCMを見た方の感想もSNSに出ていますが、同じように違和感がなく受け入れているようです。

このAIのモデルを提供しているのは次の会社です。AI model株式会社 https://www.ai-model.jp/
AIモデルについての解説が掲載されていました。

AI model(AIモデル)とは?

AI model(AIモデル)は、AI技術で生成した各企業専属のオリジナルモデルで、ブランディングやプロモーションの最適化などを実現するサービスです。
TV-CMをはじめ動画・静止画などの広告展開において、モデルや撮影などのクオリティが消費者の購買意思決定をはじめブランドの独自性や世界観を打ち出す上で大きな影響を与えると言われています。AI技術で生成したAI model(AIモデル)を活用して、モデル撮影の創造性や表現の豊かさを広げて、そこから得られる新しい価値などを提供していくことで、広告やファッションなど様々な業界の発展に貢献していきます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000097252.html

こうしたAIモデルが自由に利用できるようになれば、CMイメージ通りの起用が可能になります。選択肢の幅は広がるのでCMを作成する側としてはメリットが大きいのではないでしょうか。今後、テレビにおいてはニュースを読み上げるキャスターはAIモデルになっていくと予想されています。

まとめ

最初に完成度が高いAIモデルが出てきたことにより、視聴者がそれを受け入れやすくなります。AIタレントが普及する可能性が高くなりました。AIモデルなら、長年起用するときにメリットが大きくなります。老化もなければ、不祥事も起こさないので、企業のイメージがマイナスになるリスクがほぼ限りなくゼロになるのです。メリットを大きく感じる企業ほどを採用していくと思います。

——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆